加給年金額加算の要件

厚年26-5

 昭和24年4月2日生まれの在職老齢年金を受給
している妻が65歳に達した時点で、厚生年金保険
の被保険者期間(第4種被保険者期間又は船員任意
継続被保険者期間でない)が35歳に達した日の属
する月以後のみで18年となった場合、加給年金額
の対象となる夫がいれば、加給年金額が加算される
こととなる。

■■解説■■

 この問題が少しわかりにくいのは、通常登場する
例と異なり、

 妻がサラリーマン期間が長く、夫は短い(ない)

事例であるということです。

 通常は、

 夫がサラリーマン期間が長く、妻が専業主婦

といった事例で話をされることがほとんどですの
で、そこをまず頭を切り換えてください。

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受給権者の申出による支給停止

厚年26-3

 受給権者の申出による年金たる保険給付の支給
停止について、この申出は、老齢基礎年金と老齢
厚生年金のような支給事由が同一の年金がある場
合には同時に行わなければならない。
 

■■解説■■

 「自分は十分にお金があるので年金はいりませ
ん」という奇特な人が、自発的に自分の年金に支
給停止をかけるための制度です。

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高齢任意加入被保険者

厚年26-3
 
 適用事業所以外の事業所に使用される70歳以上
の者が高齢任意加入被保険者になるには、事業主の
同意を得たうえで、厚生労働大臣に対して申出を行う
こととされており、その申出が受理された日に資格を
取得する。

■■解説■■

 テキストに登場する厚生年金保険の被保険者には、
次の5種類があります。

 当然被保険者

 任意単独被保険者

 高齢任意加入被保険者

 第4種被保険者

 船員任意継続被保険者

 本問は、この中の高齢任意加入被保険者の問題
です。

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障害厚生年金の配偶者加給年金

厚年24-10
 障害等級3級に該当する障害厚生年金の
受給権者の障害の程度が増進し2級に改定
された場合、その受給権を取得した日以後
に、その者によって生計を維持している65
歳未満の配偶者を有するに至ったときで
あっても、配偶者加給年金額は加算されない。

■■解説■■

 障害厚生年金における配偶者加給年金の
問題です。

 条文を見てみます。

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雇用保険法との調整(厚年)

厚年24-9
 60歳台前半の老齢厚生年金は、雇用保険
法に基づく基本手当の受給資格を有する受給
権者が同法の規定による求職の申し込みをし
たときは、当該求職の申し込みがあった月の
翌月から月を単位に支給停止される。なお、
1日でも基本手当を受けた日がある月につい
ては、その月の老齢厚生年金が支給停止され
てしまうため、事後精算の仕組みによって、
例えば90日の基本手当を受けた者が、4か
月間の年金が支給停止されていた場合、直近
の1か月について年金の支給停止が解除される。

■■解説■■

 長い問題文ですが、答えは○です。

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特別支給の老齢厚生年金

厚年24-2

 老齢厚生年金の受給資格要件を満たす65歳
以上の者が老齢厚生年金を受給するためには、
厚生年金保険の被保険者期間が1か月以上必要
であり、同要件を満たす60歳以上65歳未満
の者が特別支給の老齢厚生年金を受給するため
には、当該被保険者期間が1年以上必要である。 

■■解説■■

 年金科目の中でも特に難しいのが、老齢厚生
年金、その中でも特別支給の老齢厚生年金です。

 なぜ、難しい(難しく感じる)のかというと、
経過措置が多いからです。

 旧法の老齢年金の仕組みを引きずってきてい
る部分、それを段階的に解消しようとしている
部分等が多くあるため、制度を複雑にしていま
す。

 一つの方法として、先に65歳以後の(本来
の)老齢厚生年金から勉強するというのもよい
かもしれません。

 こちらは、老齢基礎年金と共通に考えられる
部分が多く、制度も比較的シンプルです。

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脱退一時金(厚年)

厚年24-4
 日本に6か月以上滞在する外国人は、厚生
年金保険法附則第29条に定める厚生年金保
険の脱退一時金の支給要件を満たす限り、合
計して被保険者期間の区分の上限である36
か月に達するまでは、何度でも出国のつど脱
退一時金を受給することができる。

■■解説■■

 早速、解説にいきます。

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合意分割に基づく標準報酬の改定

厚年22-6
 離婚時の分割請求により標準報酬が改定された
第2号改定者について、当該改定を受けた標準
賞与額は、当該第2号改定者がその後60歳台
前半の老齢厚生年金の受給権者となった場合に
おいても、総報酬月額相当額の計算の基礎と
ならない。

■■解説■■

 在職老齢年金の支給調整にあたって、総報酬
月額相当額は合意分割による改定又は決定「前」
の標準賞与額を用いる

 ということです。これは、3号分割でも同様です。

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支給開始年齢

厚年19-2
 昭和24年4月2日から昭和28年4月1日までの
間に生まれた男子については、60歳台前半の老齢
厚生年金の支給要件を満たした場合、原則として
報酬比例部分のみの60歳台前半の老齢厚生年金が
支給される。

■■解説■■

 特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢に関
する問題です。

 「昭和○○年○月○日生まれの男子が‥」という
形で訊かれてきますので、引き上げスケジュールを
覚えていないと解けません。

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障害手当金

厚年23-1
 障害手当金は、疾病にかかり、又は負傷し、その
傷病に係る初診日において被保険者(その前日にお
いて保険料納付要件を満たしている者に限る)であ
った者が、障害認定日から起算してその傷病により
政令で定める程度の障害の状態に該当することなく
3年を経過した者に支給する。

■■解説■■

 障害手当金は、障害給付の中では「おまけ」的な
位置づけをされていますが、試験ではちょこちょこ
出題されます。

 過去問の焼き直しが多く、難易度も高くない問題
が多いので基本事項は押さえておきましょう。

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