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業務災害の認定

労災29-1

 川の護岸築堤工事現場で土砂の切取り作業
をしていた労働者が、土蜂に足を刺され、そ
のショックで死亡した。蜂の巣は、土砂の切
取り面先約30センチメートル程度の土の中
にあったことが後でわかり、当日は数匹の蜂
が付近を飛び回っており、労働者も使用者も
どこかに巣があるのだろうと思っていた。こ
の場合、業務上として取り扱われる。

■■解説■■

 久しぶりの更新です。

 今年初めて社労士試験の勉強をする方も、
再受験の方も、そろそろ勉強の習慣を作り、
気合を入れていく時期かと思います。

 年明け以降は、1か月に2科目ペースで
授業も進んでいきますので、置いて行かれ
ないようしっかりついてきてください。 

---------------------

  このような詳細な事例を挙げて、

 「業務災害となるかどうか」

 「通勤災害となるかどうか」

 を訊く択一式の問題が、ここ数年続いて
います。

 このような問題について質問を頂くこと
があります。

 「どうしてこの事例は業務災害になって、
この事例はならないのですか?」

 この質問は、返答に非常に困ります。

 端的に言ってしまえば、

 「通達でそういう結論になっているから」

 なんですね。

---------------------

 通達は、なぜそう結論づけたのか。

 少なくとも受験勉強の範囲では、そこま
で考えを巡らす必要性はないと思います。

 とすると、過去問で出題されている事例
や、テキストや模試等に掲載されていた事
例であれば正解を導き出すことは可能とな
りますが、初出の問題は「現場勝負」とい
うことになります。

 私は、そのように割り切った方がよいと
思います。

 ここで、通達集を読み込むなどというこ
とをやりだすと、底なし沼となります。

 とりあえずは、過去問及びテキスト、模試
等で見ることができる範囲のものに留め、
「業務上か業務外か」「通勤に当たるか
当たらないか」のいわば「肌感覚」を養っ
ておき、本試験で未知の出題があった場合
はその肌感覚を元に現場勝負、こんなとこ
ろが現実的な落としどころではないかと思
います。

--------------------- 

 全てを完璧にして本試験に臨む、これが
理想であることは当然ですが、ほとんどの
方が完璧に至らないままなんとか合格して
いるのが現実です。

本問の答え>〇

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コメント

 taijinさん

 コメントありがとうございます。

 地震や津波等の天災は理屈の上では「業務起因性」が基本的に否定
されるはずですが、阪神大震災や東日本大震災等において、いわば政
策的判断?で「業務起因性」を広く捉えるようにとされていますね。

 労働者保護という労災保険の目的からして、妥当な考えだと思います。

業務上は、業務に付随して起こった災害なので、仕事中に地震で、大怪我をしても、その地震は、仕事をしていなくても、大怪我をしている可能性があれば、業務外ですね。

過去に、東日本大震災の津波は、特例で業務上に、認定されたと報道がありました。(津波は、外部の力に、属するはず)

でも、地震が起きた時に、仕事をしてなかったと仮定した場合に、大怪我をしていなかったと認められる場合は、業務上になるのですよね😵(電気工事で電柱に上り振り落とされた場合など)外部の力は、業務外ということを踏まえて考えてみました。😃

taijinさん

コメントありがとうございます。

受講生の方から教えていただいたのですが、
「社労士受験六法」の平成30年版は出版
されないようです。

アンドロイドOSのみ対応の法令アプリ「法令ハンドブック」は、12月26日に、e-Gov法令検索対応の更新が入りました。

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