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20歳前障害基礎年金

国年26-9

 被保険者でなかった19歳の時に初めて医療機関
で診察を受け、うつ病と診断され継続して治療して
いる現在25歳の者は、20歳に達した日の障害状
態が障害等級1級又は2級に該当していれば、その
日に20際前傷病による障害基礎年金の受給権が
発生する。
 

■■解説■■

 ブログの更新がしばらく滞っていたのは、ひとえ
に年度更新と算定基礎の奴らが攻めてきたせい
です。

 なんとかやっつけましたので、心晴れやかに久々
の更新ですhappy01。 

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 20歳前障害基礎年金は、「保険」というより「福祉」の
色合いが濃い年金だと言われます。

 保険料を一度も払ったことがない人にも受給権が
発生するからです。

 20歳前障害基礎年金の受給権発生日には、2つの
パターンがあります。

 one 20歳に達したとき

 two 障害認定日

です。

 どちらか「遅い方」で受給権発生と覚えましょう。

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 この問題文の人は、どちらが遅いでしょう?。

 「19歳の時に初めて医療機関で診察を受け」とあり
ますから、ここが初診日となります。

 すると、障害認定日はそこから1年6か月後。

 もちろん1年6か月後より早く治癒すれば治癒した日
が障害認定日となりますが、本問では「継続して治療
している」とありますから治癒していません。

 すると、

 one 20歳に達したとき

 two 障害認定日(19歳から1年6か月後)

 どちらが遅いかは明白です。two 障害認定日です。

 ということは、この人は障害認定日において20歳前
障害基礎年金の受給権が発生することから、「20歳
に達した日」としている本問は誤りということになります。

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 この問題とは、直接関係しませんが、「20歳前」と出て
くるとなんでも20歳前障害基礎年金の話だと決めつけ
てしまう人がいますが、必ずしもそうではありません。

 20歳前であっても被保険者(第2号被保険者)である
人、簡単に言えば中学卒業してサラリーマンです、高校
卒業してサラリーマンです、といった人は、原則の障害
基礎年金の初診日要件

      初診日において被保険者である

を満たしますから、20歳前であっても、原則の障害基礎
年金の受給権が発生することになります。

 この辺りを、問題文から判別して解いていかないと、
思わぬ間違いをしてしまうことがありますので注意しま
しょう。

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本問の答え>☓ 

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