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労働時間

労基26-5

 労働者が使用者の実施する教育、研修に参加する
時間を労働基準法上の労働時間とみるべきか否かに
ついては、就業規則上の制裁等の不利益な取扱いの
有無や、教育・研修の内容と業務との関連性が強く、
それに参加しないことにより本人の業務に具体的な
支障が生ずるか否か等の観点から、実質的にみて
出席の強制があるか否かにより判断すべきものである。 

■■解説■■

 来週の法改正まとめの授業のためのプリント作り
に時間を取られ、しばらく更新ができませんでした。

 申し訳ありません。

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 その時間が労働時間に該当するかどうかについて
は、判例に関する問題も含め、択一式で数多く出題
されています。

 その際に、考え方の一つの目安となるのが、三菱
重工長崎造船所事件の判例で示されている、

 労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令下に
置かれている時間をいう

 という基準です。

 これを念頭に問題にあてはめていくと、だいたい
正解できるのではないでしょうか。

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21-5
 使用者から会議への参加を命じられた場合、その
時間は労働時間である(○)

21-5
 休憩時間に来客当番として事務所に待機させたが、
その時間に実際に来客がなかった場合には、労働時
間ではない(☓)

22-4
 工場で就業する労働者が、使用者から、作業服及び
保護具等の装着を義務づけられ、その装着を事業所
内の所定の更衣所等において行い、また、始業の勤怠
管理は更衣を済ませ始業時に準備体操をすべく所定
の場所にいるか否かを基準として定められていた場合、
その装着及び更衣所等から準備体操場までの移動は、
労働時間である(○)

22-4
 ビルの巡回監視等の業務に従事する労働者の実作
業に従事していない仮眠時間についても、労働からの
解放が保障されていない場合には労働時間である(○)

26-5
 運転手が2名乗り込んで交替で運転にあたる場合に
おいて、運転しない者が助手席で休息し、又は仮眠を
とっているときであっても、それは労働時間である(○)

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 なんとなく感覚で掴んでいくということも大切だと思い
ます。

 わからない問題も、なんとなく「フィーリング」で解くと
正解できたりする。

 数多くの問題をこなしてくるとこういう境地に達すること
がありますが、こういう感覚は決してバカにはできません。

 本試験では、すべての選択肢を100%知識として
知っているなどということはありえないのですから、最後
の最後に頼りになるのは、受験勉強で培ってきた自分の
「フィーリング」だとも言えるからです。
 
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本問の答え>○ 

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