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支給制限(労災)

労災26-3
 
 業務遂行中の災害であっても、労働者が過失に
より自らの死亡を生じさせた場合は、その過失が
重大なものではないとしても、政府は保険給付の
全部又は一部を行わないことができる。 

■■解説■■

 早速、解説いきます。

 支給制限についての原則は、

 故意に

 → 行わない

 故意の犯罪行為又は重大な過失

 → 全部又は一部を行わないことができる

 です。

-----------------------

 ただし、健康保険法、国民健康保険法は、

 故意の犯罪行為も

 → 行わない

 です。

 本問は、この「重大な過失」の部分を単なる
「過失」として誤りの問題です。

 「過失」というのは、いわゆる「うっかり」の
こと。

 「重大な過失」というのは、「うっかりという
には、ひどいうっかりだ」ということです。

-----------------------

 同じところを訊く問題が、平成20年にも出題
されています。

20-5

 労働者がその過失により負傷、疾病、障害若し
くは死亡若しくはこれらの原因となった事故を生
じさせ、又は負傷、疾病若しくは障害の程度を増
進させ、若しくはその回復を妨げた場合において
も、その過失が重大なものでない限り、その保険
給付の支給制限は行われない。

 
この問題の答え>〇

-----------------------

本問の答え>☓ 

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コメント

お返事ありがとうございます。 あれから、いろいろホ-ムページを検索しながら、そうなのかな?と納得しました。(まだほんの少し疑問が残りますが)

どうも有給休暇自体の付与要件である8割出勤の算定に、当該有給休暇を消化した日は出勤日とみなすという規定に引っ張られているんだと・・・
ここの印象が今でも強く残っていますんで、実務と試験勉強はちがうんだなと改めて思っています。

先生のこのブログの更新を改めて歓迎しますとともに、是非、読者が再び増える事を願っています。

また、試験勉強に関係ない話でコメントさせていただいてよろしいでしょうか?
あまり、迷惑にならない程度に自重はしますので(笑)

MSKさん

コメントありがとうございます。

有給休暇の件については、実際に働いた時間で判断すればよいということではないでしょうか。

私はそのように考えています。

試験勉強の話とは違うので申し訳ないのですが、先日、社労士会の支部の研修会で、年次有給休暇の話が出まして、

その中で、有給休暇を消化した(出勤しなかった)日については、週40時間の労働時間に含めないで、残業代の計算を行ってもよいという話がありました。

仮に、週の中で1日、有給休暇を消化して休みました。所定休日の土曜日に出勤して8時間勤務しました。この8時間分には割増した賃金を払わなくてよいという結論だったのですが、いまだに少し納得できていないのですが、実務上は何も問題ないのでしょうか?

元受験生の感想として読んでいただければありがたいですが、平成20年の問題は「支給制限は行われない」という最後の文章までしっかり読まずに
、保険給付は行われないと読んでしまって「×」とした事がありました。

さらに「重大な」が付いているのか?いないのか?よく見ないで解答している事もあったと思います。

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