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年金の内払(労災)

労災25-3

 同一の業務上の事由又は通勤による負傷又は疾病
に関し、年金たる保険給付(遺族補償年金及び遺族
年金を除く。以下「乙年金」という)を受ける権利を有
する労働者が他の年金たる保険給付(遺族補償年金
及び遺族年金を除く。以下「甲年金」という)を受ける
権利を有することとなり、かつ、乙年金を受ける権利
が消滅した場合において、その消滅した月の翌月
以後の分として乙年金が支払われたときは、その
支払われた乙年金は、甲年金の内払とみなす。

■■解説■■

 初学クラスの方は、新しい科目である労働一般に
入りました。

 年明けからは、1月から4月までの4か月で

 労災保険法、雇用保険法、徴収法、健康保険法、
 国民年金法、厚生年金保険法、社会一般

 を一気に勉強していくことになります。

 つまり、この後は1か月に2科目近いペースで
進んでいきます。

 授業を受けたつど復習をしていかないと、あっと
いう間に未復習の山が積み上がります。

 細切れ時間を見つけて、トレーニング問題集の
過去問をできる限り押さえていきましょう。

 上級クラスの方は、昨年の経験があります。

 どの時点で、どれくらい仕上がっていれば本試験
に間に合うか、自分なりにわかっているはずです。

 そのアドバンテージを十分に活かしていってくだ
さい。

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 さて、今日の問題です。

 長い文章の問題です。「甲年金」とか「乙年金」
と言われてもなあ??という感じを受けます。

 具体的な事例に置き換えるとこうなります。

 例えば、傷病補償年金を受けていた人が傷病が
治ゆしたので、その時点で障害補償年金の受給権
が発生したとします。

 この場合だと

 傷病補償年金 = 乙年金

 障害補償年金 = 甲年金

です。
 
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 傷病補償年金と障害補償年金は同時にもらうこと
はできません。

 傷病補償年金は治ゆ前の保険給付、障害補償年金
は治ゆ後の保険給付だからです。

 本来治ゆを境目に、傷病補償年金が障害補償年金
に切り替わるのですが、何らかの事情でその切替え
が行われなかった。

 つまり、障害補償年金が支払わなければならない
人に対して、誤って傷病補償年金が支払われ続けて
しまった。

 この場合、スジから言えば、間違って払われた傷
病補償年金を一度返してもらってから、改めて障害
補償年金として払い直すということになるのでしょう
が、それも面倒だということで、

        内払とみなす

 つまり傷病補償年金として払ったあのお金は、障
害補償年金として支払ったことにしといて、という
ことをするわけです。 

-----------------------

本問の答え>○ 

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