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傷病補償年金との併給

労災24-3B
 休業補償給付は、傷病補償年金と併給され
る場合がある。

■■解説■■

 昨年の本試験で、以下の選択肢と共に同じ
問題の中で並びました。

24-3A
 療養補償給付は、休業補償給付と併給される
場合がある。

24-3C
 療養補償給付は、傷病補償年金と併給される
場合がある。

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 条文を見てみます。

労災第18条第2項
 傷病補償年金を受ける者には、休業補償給付
は、行わない。

 結論としては、これで本問は☓ということですが、
これでは身も蓋もないので、どうして休業補償給
付と傷病補償年金が併給されないのかを覚えて
おきましょう。

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 それは、両者が共に趣旨を同じくする保険
給付だからです。

 休業補償給付も傷病補償年金も、共に生活
費を補う、いわゆる所得補償給付です。

 同じ趣旨のお金を、同時に一人の人に支払
ったら、その人は所得保障をダブルで受け取
ることになり、これはおかしい(過剰給付)ですね。

 だから、傷病補償年金と休業補償給付が
併給されることはないのです。

 
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 とすると、趣旨の異なる保険給付であれば、
同時に一人の人に支払われても、それは過剰
給付にはならないということになります。

 例えば、ケガや病気を治すための治療費と
その間の所得保障は趣旨が違うお金ですから、
併給することができます。

 それが、

     療養補償給付と休業補償給付

     療養補償給付と傷病補償年金

この2つの関係です。これらは、いずれも併給
可能です。

 
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 本問(上記選択肢B)は併給不可、上記選択
肢A及び選択肢Cは併給可です。

本問の答え>☓ 

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