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法改正事項(1)

 これから合格発表の11月まで、来年本試験
の対象となる法改正事項をいくつかご紹介して
いきます。

 まだまだ気が早いと思われるでしょうが、合格
発表までの落ち着かない時間に気楽に読んで
いただければと思います。

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 第1回目の今日は、障害者雇用促進法の改正
です。

 制度自体の改正ではなく、数字の改正です。

 障害者雇用促進法で登場する「法定雇用率」。

 一般事業主では、これまで1.8%(100分の
1.8)とされていましたが、これが、

     2.0%(100分の2.0)

へと引き上げられます。

 また、試験ではまったく訊かれませんが、

 国及び地方公共団体の法定雇用率2.1%も
2.3%へ、都道府県等の教育委員会の法定
雇用率2.0%も2.2%へとそれぞれ引き上げ
られます。

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 これに伴い、障害者雇用義務のある一般事業主
の範囲も変更されます。

 すなわち、従前の法定雇用率1.8%の時は、

      雇用労働者数56人以上

の一般事業主に障害者雇用義務が課せられて
いました。

 この56人という数字は、逆算で出てきた数字
です。

 一般事業主の法定雇用障害者数(その会社が
何人の障害者を雇わなければならないか)を計算
するとき、

     雇用労働者数 × 1.8%

という計算式で計算しますが、計算式の答えは
1人未満端数切捨てします。

 ということは、

   55人×1.8%=0.9人≒0人

   56人×1.8%=1.008人≒1人

 56人以上で初めて1人雇用義務が発生する
ということになります。

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 今回の改正で1.8%が2.0%に変わりました
ので、

   49人×2.0%=0.98人≒0人

   50人×2.0%=1.00人≒1人

となり、障害者雇用義務のある一般事業主は、

      雇用労働者数50人以上

になります。

 その他、雇用状況の報告、障害者雇用推進者
選任努力義務などに出てくる「56人」も「50人」
に変わります。

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 過去問では、簡単な計算問題も出題されている
ところです。

 「2.0%」「50人」というキリの良い数字になり
ましたので、計算問題をますます出しやすく
なったと言えるでしょう。

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コメント

アドバイスありがとうございます。

いろいろ考えて、早めに結論を出したいと思います。
来年、受験までよろしくお願いします。

 ベルさん

 ブログを読んでいただいてありがとうございます。

 上級コースにするか、速修コースにするかというお話ですが、私は
上級コースをおすすめいたします。

 もちろん再受験の方であれば速修もありかとは思いますが、やはり
速修は時間的にもかなり性根を入れてやらないと難しい
のではと思います。

 それに対して1月からの上級コースであれば、年内に済んでしまう
労基安衛と労一は5月に補講があります(労一は初学クラスへ振替
補講)ので、今年とほぼ同じペースで受講することができます。

 ベルさんの場合、1月中に終わってしまう労災、雇用の受講を
どうするかという問題は残りますが、個人的にはその方が良いかと
思います。

 ご参考になれば。

やまねこ先生の受講をしたいた者です。
受講のことで相談したいです。

学校に何度も連絡をしたのですが、時間帯が悪く社労士の先生と話せませんでした。

やまねこ先生の再受講を希望しています。

今回の本試験では、選択29点。択一が1科目こけて41点。
結果を待たず、次を目指したいと思います。

1月まで、他の試験の勉強をしています。上級を受講すべきか?1月まで受講できても、重点を置くことができません。

それとも、1月終わって1か月間去年のテキストで復讐を自分でして、3月からの速習コースを受講すべきか?
迷っております。

自分で決める事ではありますが、やまねこ先生からのアドバイスをいただけたらと、ここで質問をさせていただきました。
よろしくお願いします。


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