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合格体験記(2)

 

 本日の合格体験記は、岩田健一さん(男性・30歳・会社員)
です。

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* 受験回数

 1回(一発合格)  

* 学習方法

 平成19年受験のために完全合格ロングコース(平成18年
8月勉強開始)で大原に通い始めるが、平成19年4月に転勤
および職種変更があったため多忙になり、勉強を断念。

 平成23年受験のために完全合格コース(平成22年11月
勉強開始)で大原に通う。

 初めは日曜日に受講していたが、平成23年2月に振替受講
でやまねこ先生の授業を受講し、月木受講に変更。

 仕事の休憩時間、通勤時、予備校へ向かう時などの隙間時間
は必ず択一の問題集。

 仕事帰りに喫茶店に寄って時間の許す限り択一の問題集。

 休日も時間が取れるときはひたすら択一の問題集。
 
 なるべく早起きするようにして時間があれば択一の問題集。

 車の運転中に妻に問題を読んでもらって択一の問題を解く。

 とにかく時間のゆする限り択一の問題を解く。

 隙間時間の有効利用は最重要。

 机のある環境で勉強できるなら、択一の問題を解いて、
わからないところをすぐにテキストで確認できれば理想。

 特に厚生年金はテキスト見ないと理解不可能(テキスト見て
も理解不可能(笑))。

 一度喫茶店で開店時間の7時から夜7時まで勉強していて
ひんしゅくを買ったことがある。

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 これだけ読むと、全ての時間を勉強にあてていたように思
われるでしょうが、そんなことはありません。

 仕事もありますし、家庭もあります。自分のペースでやる
しかないです。

 時には残業もありますし、家族サービスもしなければなり
ません。

 自分のテレビを見る時間を減らす、友達と遊ぶ時間を減ら
すぐらいの努力は必要です。

 もちろん、たまに遊ぶのは構いません。

 勉強か遊びかの選択をする場面で、勉強を選ぶ場面が多け
ればそれでいいのです。

 ただし、模試が始まってからは別です。

 模試が始まったら基本は勉強です。

 家族の協力は絶対にかかせません。少なからず家族を犠牲に
していたことは事実です。

 時には実務に全く関係ないだろうなと思う部分も、試験範囲
ならば勉強しなければなりません。

 はっきりいってむかつきます(笑)。

 でも、忍耐しかありません。無駄だと思っても勉強するのが
勉強です。

 模試が始まってからは、模試の復習もテキストに書き込む
などして行いましたが、真剣に復習すると1教科につき2~
3時間かかってしまいます。

 どこかで見切りをつけて、択一の回転時間に切り替えた方
が良いかもしれません。

 とにかく、勉強しなければならない量が半端ではなく多い
ので、ある程度捨てるものを決めないと全てを勉強すること
は不可能です。

 私の場合は、直前期までは選択式を捨てました。

 勉強法に不安になったときは、やまねこ先生のアドバイス
を求めました。

 第1回目の模試はあまりの出来無さに絶望的な気分になり
ました。

 しかし、そこでその絶望に負けず、やまねこ先生のアド
バイスに忠実に勉強を続けたことがよかったと思います。

 不安や焦りを感じる暇があったら、勉強すればいいのです。

 弱点つぶしの勉強を始めるのはこの頃です。

 うろ覚えだった知識を確実なものにし、理解できていない
部分を理解できるように徹底的に勉強するのです。

 択一の勉強に集中すれば、最後の模試を受ける頃には、
きっと飛躍的に実力が伸びているはずです。

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 余談ですが、仕事で自社の就業規則の作り替えを行いました
(その手の本も何冊も読んで勉強しながらの作成でした)。

 めちゃくちゃ労基法の勉強になりました(テキストに載って
いないような判例の問題も答えられるようになります)。

 正直、労基法だけは択一問題集の回転数が少なかったのですが、
十分に得点できました。

 自分の仕事・実務や今までの体験に照らして記憶すると、
記憶しやすいです。

 逆に、自社には安衛法はほとんど関係ないので苦労しました。
    
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* 使用教材

 すべて大原のテキスト・問題集のみ。

 あと、やまねこ先生のプリント。

 社労士受験六法も買ったがほとんど使わなかった。

 やまねこ先生のブログで勧められていた労基法の判例集は
買って通読した。

 大原のテキストも、初めはオリジナル問題を無視していい
と思います。余裕が出てきてから手をつけても遅くはありません。

 過去問をつぶすのが先です。そういう面では、市販の過去問
のみの問題集でもいいかもしれません。 

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* 学習時間と勉強方法

 大原の択一問題集をひたすら解く。

 社労士講座を初めて受講した際に、合格するには5回転が
目安といわれたがこれは絶対に正しい。

 最低5回転しなければ絶対合格できないと思う。

 繰り返しますが「最低」5回です。5回転に達するほどの
勉強時間が取れなければ無理だと思う。

 5回転というと、初めは物凄く多い気がするが、毎日少し
ずつやっていけば、意外と簡単に5回転は達成できる。

 焦らず1問ずつつぶしましょう。

 択一の問題集をいかに回転数を増やすかが合否の鍵になる。

 私は最終的に6~8回転は勉強したと思う(前述の理由に
より労基法は例外で4回転程)。

 選択の問題集はやってはいけない。

 少なくとも択一が基準点に達するまでは、絶対に手を出し
てはいけない。

 択一が基準点に達すれば、選択の問題もある程度解けるよう
になるので、選択は捨てるつもりでひたすら択一を解くことを
お勧めする。

 試験が近づくと焦るが、焦る暇があったら択一を解く。

 選択は模試が終わってからでも間に合う(というか、どうせ
悪あがきしかできない)。
 
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* 失敗した勉強方法など

 中途半端にいろいろな問題集に手を出してはいけない。

 あせって選択も択一も両方勉強してはいけない。選択は、
はっきりいって運の要素が強すぎる。

 勉強したことをあざ笑うかのような問題が出るので、
選択は勉強してはいけない。勉強しても無駄(をい)。

 択一がある一定の水準まで行けば、ブレイクする場面が
ある。少なくともそこまでは選択に手を出してはいけない。

 個人的に失敗したと思うのは、試験直前に問題集を捨てて、
テキストの読み込みに走ったこと。

 はっきり言って、試験直前の焦った状態ではテキストを
読みこんでも頭に入ってこない。

 それなら択一でも選択でも問題を解いていた方が、よっぽど
記憶に定着すると思う。

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* 選択式基準点確保のために

 
 模試(大原+TAC)の問題、大原の演習問題で、全く歯が
立たなかったものだけ復習。

 余裕があれば大原の問題集の難易度Aの問題。それでも、
本試験は全くノーマークのところがでる。

 ぶっちゃけ、勉強しても無駄(をい)。

 ただ、模試などで初見の問題が出た時、文脈から正解を
出せるものがある。そういうのは必ず得点できるように、
推理力を鍛える必要がある。

 初見の問題で、知識がなければ解けないような問題(文脈
から判断できない問題)は、運を天に任せてあきらめるしか
ない(事実、本試験の選択式の社会保険の一般常識はそれで
2点しか取れなかった)。

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* 合格を振り返って

 試験が終わってはや2か月。

 しかし、この2か月がどれだけ長かったことか。

 選択式社会保険の一般常識が自己採点で1点足りなかった
時のあの残念さ。

 そして救済を祈って悶々と過ごす日々。

 何より、家族を犠牲にしてきた11月から8月の10か月
間を考えると、子供のためにも、何より妻のためにも、絶対
に合格したかった。

 この合格により、私の努力も、妻の忍耐も、すべて報われ
ました。

 と、同時に人生が変わりました。

 これで独立開業の道も開けましたし、転職もしやすくなり
ましたし、給料が増える可能性もあります。

 リストラにおびえる必要もなくなりましたし、会社への
影響力も高くなる。

 人によっては10年受験しても合格できないこの試験に
一回の受験で合格できた幸運に感謝しています。

 そしてやまねこ先生にご指導いただけたこと、やまねこ
先生に出会えた幸運に感謝しています。

 先生の的確な指導と、温かい励ましの言葉がなければ
とっくの昔にあきらめていました。

 やまねこ先生の「これだけやりなさい」という明確な
指示と、ポジティブな言葉に支えられました。

 本当に深く深く感謝しています。

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* これからのこと

 正直な話、社会保険労務士で独立開業する気はほとんど
ありません。

 本当にやりたいことはファイナンシャルプランナーとして、
お金に関するアドバイスや、人生設計、人生計画、資金計画
作りのお手伝い、その計画の実行援助などができる人になり
たいと思っています。

 現在FP2級技能士、宅建などをすでに取得しています。

 次は中小企業診断士かCFPの取得を目指そうと思って
います。

 加えて、そろそろ本格的に独立に向けて実務面の勉強を
積もうと思っています。

* その他

社労士試験は相対評価と言われる試験ですが、過去の
合格ラインを見てみても、択一は49点(7割)以上、
選択は足切り基準を満たしていれば合格できる試験です。

 あまり相対評価ということに惑わされず、本試験で7割
得点できれば合格できると信じて、7割得点できるだけの
勉強を積めばよいと思います。

 直前期になると、必ず焦りが出てきます。

 特に、模試の成績で相対評価が悪いと絶対に気になります。

 しかし、今の自分がどのぐらいの順位にいるのかという
ことは気にせず、たんたんと7割得点するための勉強を
することをお勧めします。

 ですから、択一で7割得点すること、選択で足切りになら
ないことだけを気にして勉強してください。

 択一で7割取るためには、ひたすら問題を解くしかあり
ません。

 選択で足切りにならないためには、択一の勉強をしっかり
行うこと、推理力を磨くことと、出題箇所および救済を神に
祈ることです(爆)。

 ここで言葉にしても言い表せないほど、やまねこ先生に
感謝しています。

 いくら言葉にしても言い足りないぐらいです。

 繰り返しになりますが、やまねこ先生との出会いなくして
この合格はありませんでした。

 本当に本当にありがとうございました。

 大原の祝賀会に呼んでいただけるのならば、是非参加して
先生に直接お礼が言いたいです。
     
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* 今年の本試験点数

【選択式】
 労基・安衛5点、労災3点、雇用5点、労一3点、社一2点、
 健保5点、厚年5点、国年5点
 総得点33点

【択一式】
 労基・安衛9点、労災8点、雇用9点、一般常識6点、
 健保7点、厚年7点、国年5点
 総得点51点

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コメント

その本は、合格体験記の中でも意外と好評でしたね。

今年用の改定版が出るのか、出ないのか。よくわかりません。

お忙しい中、アドバイスありがとうございます。早速、試聴してみます。
通信でも聴講制度があるみたいなので、直前期には、やまねこ先生の授業に出席できればと思います。
その際にはいろいろご相談してしまいそうですが、よろしくお願いしますm(__)m
また、昨年、ブログで紹介された参考書(社労士Vの労基法の判例集)から本試験の選択式で出題されましたので、今年度もよい参考書がありましたら、是非、ブログでも紹介して頂けるとありがたいです。ちなみにこの参考書は改正とかには関係ないので、今回も試験対策用としてオススメですか?

 ドアラさん

 いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。

 さて、通信講座についてですが、やはり一番の要素は講師
だと思います。

 教材等は共通でしょうから、DVD、CD等一度試聴してこの
講師ならと思ったもので勉強するのが一番ではないでしょうか。

 参考になれば幸いです。

前回、やまねこ先生の上級コースを受講させて頂きましたが、今回は選択の足切りでだめでした。ようやく今後のことを考えることができ、再トライすることにしましたが、大原の通信講座についてアドバイスをいただけないでしょうか?
前回はやまねこ先生の上級コースを受けていましたので、今回もやまねこ先生の講座を受けたいのですが、緒事情があり通学はできそうにないため、通信講座を受けようと考えています。
大原の通信講座はDVD、Web、CD、DLがありますが、どれにするかの判断ポイントがありましたら教えてください。勉強する環境で決める方法もあるとは思いますが、講義内容など異なる気がします。金額だけ考えると、CD通信になりますが、さすがに今回でなんとか受かりたいので、それ以外に考慮したほうがいいことはありますか?
本来はお伺いしてご相談頂きたいのですが、この場をお借りさせて頂きました。

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