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審査請求と訴訟との関係(労災)

労災23-4
 保険給付に関する決定についての審査請求
に係る労働者災害補償保険審査官の決定に対
して不服のある者は、再審査請求をした日か
ら3か月を経過しても裁決がないときであっ
ても、再審査請求に対する労働保険審査会の
裁決を経ずに、処分の取消しの訴えを提起す
ることはできない。

■■解説■■

 今年の試験問題です。

-----------------------

 労災保険法において、保険給付の決定に関
する処分の取消しの訴えは、その処分につい
ての再審査請求に対する労働保険審査会の裁
決を経た後でなければ、提起することはでき
ません。

 つまり、

one まずは労働者災害補償保険審査官に対する
   審査請求

two そして労働保険審査会に対する
   再審査請求

 このルートを一度通ってきた者でなければ、
処分の取消しの訴えを提起することはできな
い(つまりその件について裁判をおこすこと
ができない)とされています。

-----------------------

 しかし、これについては例外が認められて
います。

 それを訊いているのが本問です。

 例外として、

 再審査請求がされた日から3か月を経過して
も裁決がないとき

 労働保険審査会の裁決を経ることなく、処分
の取消しの訴えを提起することができます。

 再審査請求してから3か月経っても結論を出
さないようなグズグズしている労働保険審査会
ならば、その結論を待たずに裁判を起こしても
らって構いませんという趣旨の規定です。

-----------------------

本問の答え>×

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コメント

 McKさん

 本試験の日がなにか遠い昔のように思えますね。

 あ、ホントだ。もちろん「労災」です。ご指摘ありがとう
ございます。


 名無しさん

 勉強が進んでくると、「この問題には何か裏があるのでは
ないか」とついつい考えてしまいます(それまでに、さんざん
ひっかけ問題にひっかかってきたから)。

 勉強1年目の方は、その辺りが強いんですよね。自分の知っ
ている知識だけで、素直にストレートに問題を解いてきますから。

 よく1年目より2年目の方が点数下がっちゃいましたという
話を聞いたりしますが、こういったところにも原因があるのか
もしれません。

最近分かってきました。こういう設問は、難しく考えすぎるとかえって間違えそうです。

過去問をたくさん見ることによって、難しく考える癖を無くし、易しく考える癖が身につくということですね。同時に、試験慣れの効果もありますね。

先生お久しぶりです。
11月11日が遠いです・・・もう待ちきれません。
この2カ月ですっかり知識が錆びついてしまいました。

それはさておき設問が健保になっています。
おそらく労災の間違いかと思われます。
蛇足かもしれませんがご報告しておきます。

それではまた。

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