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支給の繰下げ(国年)

国年22-2
 老齢基礎年金の支給の繰下げの申出をしたとき
は、当該年金の受給権を取得した日の属する月か
ら当該申出を行った日の属する月までの月を単位
とする期間に応じて一定率の加算をした額が支給
される。

■■解説■■

 老齢基礎年金の支給開始年齢は、原則として
65歳です。

 65歳より前にもらい始めるのが「繰上げ」

 65歳より後からもらい始めるのが「繰下げ」

です。

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 繰下げした際の年金の増額率は、月単位で計算
されます。

 まず、1か月繰り下げるごとに1,000分の7
(0.7%)ずつ増えていきます。

 例えば、65歳支給開始の人が70歳に達した日
まで繰り下げたとすると、

 1,000分の7(0.7%) × 60か月

 つまり42%増額されることになります。

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 では、この月数はどうやってカウントするのか。
それが本問で訊かれている点です。

  年金の受給権を取得した日の属する月から

  繰下げ申出をした日の属する月の前月まで

でカウントします。
 
 先ほどの70歳に達した日に繰下げの申出をした
人の例ですと、

    65歳に達した日の属する月から

   70歳に達した日の属する月の前月まで

これでちょうど「60か月」になります。

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 なお、この月数については「60」が上限とされて
います。

 つまり、75歳まででも80歳まででも、繰下げする
こと自体は法律で禁止されているわけではありません。

 ただ、計算するときは「60」が上限だとされています
ので、80歳まで繰下げしても増額率は変わらない。
そのような損することは誰もしないというだけです。

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 申出を行った日の属する「月まで」としている点が
誤りです。

本問の答え>×

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