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老齢厚生年金の加給年金額

厚年21-10
 老齢厚生年金の加給年金額の加算の対象となる
妻と子がある場合の加給年金額は、配偶者及び
1人目の子については224,700円に、2人目
以降の子については1人につき74,900円に、
それぞれ改定率を乗じて得た額に端数処理をして
得た額である。

■■解説■■

 国民年金で少し「ライフ」を失い、厚生年金で
最期の止めを刺されて終了というのが、初めて社
労士試験の勉強をされる方によくあるパターンです。

 いつも申し上げていますが、社労士試験は簡単
な問題を正解しても1点、難しい問題を正解しても
1点です。

 老齢厚生年金の難解な部分にこだわりすぎるこ
となく、自分の理解できるところからどんどん得点
できるようにしていきましょう。

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 老齢厚生年金の加給年金額です。

 まずは、支給要件を見ていきます。

 最初に老齢厚生年金の受給権者(一般的に夫の方)
の要件からです。

 one 老齢厚生年金の年金額の計算の基礎となって
  いる被保険者期間の月数が240以上あること
  (中高齢の期間短縮措置に該当する者も含む)

 two 60歳台前半のいわゆる特別支給の老齢厚生
  年金の場合は、定額部分が支給されていること

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 次に、加算対象者の要件です。

 heart02 65歳未満の配偶者

 heart04 18歳に達する日以後の最初の3月31日
   までの間にある子

   又は

   20歳未満で障害1、2級の子

が対象となりますが、両者共に、老齢厚生年金の
受給権者がその老齢厚生年金(特別支給の老齢厚
生年金の場合は定額部分)を受給することとなった
当時、その者により生計を維持されていることが
必要です。

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 次に、金額です。

 配偶者に係る加給年金額は、

        224,700円×改定率

ただし、一定の要件を満たす場合は特別加算額あり

 子に係る加給年金額は、

 子2人目までは、1人につき

        224,700円×改定率

 子3人目からは、1人につき

        74,900円×改定率

です。

 つまり、子については以下のようになります。

 1人目 224,700円×改定率

 2人目 224,700円×改定率

 3人目 74,900円×改定率

 4人目以降同じ

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 本問では「2人目以降の子については1人につき
74,900円」としていますので、ここが誤りです。

 年金額については、例えば224,700円を
「225,700円」として×のような問題はほとんど
出ませんので、細かいところを暗記する必要はあり
ませんが、本問のように明らかに違う数字で問題文
を作られたら気づくことができるようにはしておいて
ください。

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本問の答え>× 

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