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療養の給付を行う医療機関

健保22-5
 健康保険組合が開設する診療所は、当該組合の
組合員である従業員に対して療養の給付を行うこ
とができるが、全国健康保険協会の適用事業所の
事業主がその従業員のために開設する診療所は、
全国健康保険協会の許可を得なければ、療養の
給付を行うことができない。

■■解説■■

 療養の給付を行う医療機関としては、以下の
3つが登場します。

one 保険医療機関

two 組合管掌の事業主医療機関

three 組合直営医療機関

-----------------------

 このうち、oneの保険医療機関はすべての被保険者
等に開かれたものでなければなりません。

 それに対して、two組合管掌の事業主医療機関及び
three組合直営医療機関は、原則としてその健保組合の
被保険者等に対してのみ療養の給付を行います。

 これが設問の前段です。

 20年には、こんな問題が出題されています。

20-9
 健康保険組合である保険者が当該組合の被保険者
のために開設する病院若しくは診療所又は薬局につ
いては、保険医療機関又は保険薬局としての指定を
受ける必要はない。ただし、その他の被保険者の診
療を行うためには、保険医療機関又は保険薬局とし
ての指定を受ける必要がある。

この問題の答え>○

-----------------------

 それに対して設問後段は、協会健保の事業主が
その会社の従業員のための診療所(事業主医療機
関)を開設して療養の給付をすることが認められるか、
という問題です。

 そもそも設問のような診療所を設けることが認めら
れていませんので、そこで療養の給付をすることも
認められません。 

-----------------------

本問の答え>× 

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コメント

アドバイスありがとうございます。模擬試験、本試験を受けていて、何となく感じていた違和感がこれだったように思えます。5肢の中から正解を選ぶ方法を実行していきます。

 人生の真ん中には、ifがあるさん

 ブログを読んで頂いてありがとうございます。

 試験後の解説はあくまでも「1問」として解くことを前提に
難易度を評価しています。つまり、1肢1肢を見れば難易度が
高い選択肢が並んでいても、ある1肢が極端に難易度が低くそ
れが正解であるならば、問題全体としての難易度は低いという
ことになるわけです。

 人生の真ん中には、ifがあるさんは過去問題集を9割以上で
きるようにしたということですが、1問1答の問題集で必要な
知識を頭に入れたら、5肢択一の問題(本試験と同じ形式の問
題)に数多く当たって、5肢の中から正解を選びだす訓練をさ
れたらどうでしょうか(既にそれをされていたらごめんなさい)。

 あくまでも1問1答の過去問題集は本試験に必要な知識の範
囲を知るためのツールですので、それを前提に、このような訓
練を積んでいけば段々と得点力は上がっていくと思うのですが。

 先生の解説は、良く分かり易くてそうだよなと納得しております。
 昨年の試験後の解説で基本問題に分類されていたと思います。昨年の試験には、過去問題集を9割以上回答できるようにして、自信満々で臨みました。
 結果は、この問題も含め健保は悲惨な結果でした。何が足りなっかたのか。と悩んでおります。
 
 

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