« 報酬・賞与(健保) | トップページ | 未支給の失業等給付 »

第3号被保険者期間に関する特例

国年22-5
 第3号被保険者の資格取得の届出をしなかった
期間(平成17年4月1日以後の期間に限る)は、
原則として、届出をした日の属する月の前々月ま
での2年間を除いて、保険料納付済期間に算入し
ない。

■■解説■■

 第3号被保険者に係る届出が遅れた場合につい
て訊く問題です。

-----------------------

 現在は、第3号被保険者に係る届出(資格取得届
や種別変更届など)は事業主経由で提出されますが、
以前は自分で直接役所に提出することとされていま
した。

 そのためうっかり届出もれが非常に多く、自分は
ずっと3号でいたつもりが、何十年も経ってから
「あなたは3号の届出がなされていませんので、そ
の期間は3号として認められません」と言われてし
まうという事態がよくありました。

-----------------------

 このような場合は、まず、

【原則】
 遅れて届出の行われた月の前々月までの2年間に
限り保険料納付済期間とする

という扱いがなされます。

 更に、その2年間より前の期間については、

【例外】
 今から厚生労働大臣に届出をすることができ、その
届出が行われた日以後は、その期間を保険料納付
済期間とする

という扱いがなされます。 

-----------------------

 ただし、この【例外】については、2つに分けて
規定されています。

one 平成17年4月1日前の期間

two 平成17年4月1日以後の期間

のうち、twoについては、「本来すべき第3号の届出
が遅れたことについてやむを得ない事由があると
認められるとき
」に限り、上記の【例外】が認めら
れます。

 なぜならば、平成17年4月以後の期間について
は、うっかり届出もれという事態が制度上起こりに
くいからです。

-----------------------

 同じ論点を訊く問題が、17年、19年にも択一
で出題されています。

本問の答え>○ 

« 報酬・賞与(健保) | トップページ | 未支給の失業等給付 »

コメント

ありがとうございました。三号被保険者への種別変更が未届けの場合、基礎年金拠出金の拠出時にチェックできるのかもしれないと思っておりました。基礎年金拠出金は事業主負担でないというのは目からウロコでした。勉強します。

 武蔵坊勉経さん

 ブログを読んでいただいてありがとうございます。

 この人は、3号の届出を「していなかった」人ですから、基礎年金拠出金はその間
負担されてなかったということですね。

 この人の2年より前の期間は、3号期間ですが未納期間という扱いになり、
保険給付には結びつかないことになります。

 また、基礎年金拠出金は「事業主」が負担しているものではありませんので、還付
という話が出てくることはありません。

 

二年分しか保険料納付済期間に算入されないとすると、事業主が支払った基礎年金拠出金は還付されるのでしょうか?それとも還付されずに、支給される年金額に反映するのでしょうか?初歩的な質問かも知れず、申し訳ありません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138174/51014452

この記事へのトラックバック一覧です: 第3号被保険者期間に関する特例:

« 報酬・賞与(健保) | トップページ | 未支給の失業等給付 »