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就業規則

労基17-6
 新たな就業規則の作成又は変更によって、既得の権利を奪い、
労働者に不利益な労働条件を一方的に課することは、原則とし
て、許されないと解すべきであるが、労働条件の集合的処理、
特にその統一的かつ画一的な決定を建前とする就業規則の性質
からいって、当該規則条項が合理的なものであるかぎり、個々の
労働者において、これに同意しないことを理由として、その適用
を拒否することは許されないと解すべきであるとするのが最高裁
の判例である。

■■解説■■

 連休中は予定通り勉強ができたでしょうか?。

 本試験まであと約100日です。

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 最高裁の判例からの問題です。

 労働基準法では、近年この判例からの出題が多くあります。

 判例とは、最高裁判所が判決によって示した判断基準です。
法律そのものではありませんが、法律を解釈する基準として実務
では重視されています。

 テキストではよく「最判昭和××年△△月□□日」というような
形で記載されています。

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 難しそうに感じるかもしれませんが、判例が択一で出題される
ときに訊かれるのはその結論だけです。事件名(例えば本問で
あれば「秋北バス事件」)は覚える必要はありません。

 問題文の内容が判例の結論と同じか、違うか。そこだけを押さ
えていけば大丈夫です。

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 労働契約法の以下の条文は、この判例の内容を受けて作成され
たものです。

労働契約法第9条
 使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することに
より、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更
することはできない。

労働契約法第10条
 使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、
変更後の就業規則を労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が
(略)合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、
当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。
 
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本問の答え>○

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