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中高齢の寡婦加算

厚年21-5
 遺族厚生年金の受給権者である妻で一定の要件を満たす者に
加算される中高齢寡婦加算の額は、妻の生年月日に応じた率を
使用し算出されるが、経過的寡婦加算の額は、当該妻の生年月
日にかかわらず、一定の金額とされている。

■■解説■■

 中高齢の寡婦加算と経過的寡婦加算の問題です。 

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 中高齢の寡婦加算とは、遺族厚生年金に加算される金額です。

 以下の要件を満たした妻に支給されます。

[原則]
 夫の死亡当時40歳以上65歳未満であること

[例外]
 夫の死亡当時40歳未満であっても、40歳に達した当時、
 遺族基礎年金の要件を満たす子と生計を同じくしていること

 ただし、その遺族厚生年金が長期要件によって支給されてい
る場合は、死亡した夫の被保険者期間が240か月以上なけれ
ばなりません(中高齢の特例に該当している者も含む)。

 対象となる妻が65歳になるまで、遺族基礎年金の額の4分
の3が支給されます。

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 これに対して、経過的寡婦加算とは65歳になって中高齢
寡婦加算がなくなってしまった妻のうち一定の者に支給され
ます。

 65歳になると中高齢寡婦加算がなくなってしまうのは、妻が
自分の老齢基礎年金をもらえるからです。

 中高齢寡婦加算の金額は、上に書いたように遺族基礎年金
の額の4分の3=老齢基礎年金の満額の4分の3=30年分
の老齢基礎年金の金額です。

 新法になった時点で既に30歳以上でそれ以前に国民年金
の加入期間のなかった妻は、その後60歳までに自分でいく
ら頑張っても30年分の老齢基礎年金を作ることができません。

 つまり妻の老齢基礎年金の額が中高齢寡婦加算の額より
少なくなる場合、これが経過的寡婦加算の要件である

      昭和31年4月1日以前生まれ

という意味です。この場合に、中高齢寡婦加算と妻の老齢基礎
年金との差額を埋めてあげようということです。

 なお、経過的寡婦加算の金額は、妻の生年月日によって決ま
ります(若い妻ほど中高齢寡婦加算と老齢基礎年金との差額が
少なくなるから、支給額も少なくてよい)。

-----------------------------

 金額の部分の記述が反対になっています。
 
本問の答え>×

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