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定額部分年金額計算の月数上限

厚年21-4
 60歳台前半の老齢厚生年金の定額部分の年金額の計算の際に
用いる被保険者期間の月数は、生年月日に応じて段階的に引き上
げる措置が講じられており、昭和4年4月1日以前に生まれた者
については440月が上限とされている。

■■解説■■

 定額部分の年金額を計算する際の被保険者期間の月数の上限に
関する問題です。

 よく出題されるところです。

-----------------------------

 まず、本題に入る前に、

 「被保険者期間の月数に上限があるのは、定額部分の年金額を
  計算するときだけ」

 これを確認しておいてください。報酬比例部分の年金額を計算す
る際の被保険者期間の月数には上限は設けられていません。

 例えば、50年間厚生年金に加入した人の場合であれば、計算式
には「600月」という数字が入れられます。

-----------------------------

 それに対して、定額部分の年金額を計算する時の被保険者期間
の月数については、生年月日に応じて上限が設けられています。

 S4.4.1以前生まれ       420月(35年)
 S4.4.2~S9.4.1       432月(36年)
 S9.4.2~S19.4.1      444月(37年)
 S19.4.2~S20.4.1     456月(38年)
 S20.4.2~S21.4.1     468月(39年)
 S21.4.2以後生まれ      480月(40年)

 どのテキストにも出ている表ですが、一番右側の( )は、月数を
12で割って年数に直したものです。

 覚えるときは、中途半端な数字である月数で覚えるより、年数
で覚えておいた方がラクだと思います。問題を見た時に、年数を
×12して月数に直してみればよいのです。

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 ここは、こんな過去問も出ていますので併せて見ておきましょう。

17-5
 昭和20年4月2日生まれの被保険者に支給される特別支給の
老齢厚生年金の定額部分の額は、1628円に老齢基礎年金の改
定率、当該被保険者の乗率1.032及び480月を上限とする
被保険者期間の月数を乗じて得た額として計算される。

この問題の答え>× 480月ではなく468月

20-6
 60歳台前半の老齢厚生年金の定額部分は、1628円に国民
年金法第27条に規定する改定率を乗じて得た額(その額に50
銭未満の端数が生じたときは、これを切り捨て、50銭以上1円
未満の端数が生じた時は、これを1円に切り上げる)に被保険者
期間の月数を乗じて得た額となる。当該被保険者期間の月数は、
生年月日にかかわらず、480が上限とされている。

この問題の答え>× 「生年月日にかかわらず」ではない

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本問の答え>×

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コメント

 おこさん

 ブログを見つけて頂いてありがとうございますhappy01

 特に初学者の方は、ちゃんと勉強を続ければ、今からでも本試験日
までどんどん力は伸びていきます。

 あきらめた人から順番に消えていきます。ここまで来たら、最後まで
やれることはやっていきましょう。


やっと年金がわかってきたと思ったらもうあと20日
(ノД`)シクシク模試も最低点。
やまねこさんのブログを見つけたのも1っ週間前。
大原行ってますが・・合わず。最後頑張ります。

勉強しなきゃ、ですよrun

難しい(T_T)
勉強しなきゃですね..(>_<)

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