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併給調整(国年)

国年16-1
 65歳以上の老齢基礎年金の受給権者は、遺族厚生年金を併給
して受給することができる。

■■解説■■

 併給の調整は旧法がからんでくると「???」なところですが、
今日は新法の給付についてだけ見ていきます。

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 併給調整の話はそもそもどこから始まっているのかというと、

            1人1年金の原則

 ここから始まっています。1人の人が2つ以上の年金の受給権
を取得した場合、

 いったんすべての年金の支給が停止され→自分がもらいたい年金
の支給停止を解除する

 ということになります。つまり複数の受給権を持っていても、
実際にもらえる年金は1つだけということになります。

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 この1人1年金の原則には、例外が2つあります。

 まず1つ目の例外は、2階建て年金という制度の仕組みから
くるものです。

         老齢基礎年金と老齢厚生年金

        障害基礎年金と障害厚生年金

        遺族基礎年金と遺族厚生年金

 同一の支給事由による年金は、併給されるという話です。これは、
まあ当たり前と言えば当たり前です。

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 2つめの例外、こちらが本試験ではよく出てきます。異なる支給事由
の年金が併給される場合があるということで、

         老齢基礎年金と遺族厚生年金

        障害基礎年金と老齢厚生年金

        障害基礎年金と遺族厚生年金

 これらは併給されます。

one 老齢基礎の上には、老齢厚生・遺族厚生が

two 障害基礎の上には、すべてが

three 遺族基礎の上には、遺族厚生だけが

 載ることができると覚えておきましょう。

 ただし、これらの併給が認められるのは、

         65歳以上の受給権者

 に限られますので、ここも見落とさないように注意しましょう。

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 本問以外にも、こんな過去問も出ています。

20-1
 65歳に達している者の老齢基礎年金と遺族厚生年金、老齢基礎
年金と障害厚生年金は、いずれも併給することができる。

この問題の答え>× 老齢基礎と障害厚生の併給は不可

18-3
 平成18年度より、65歳以上である年金給付の受給権者は、障害
基礎年金と遺族厚生年金を併給することができることとなった。

この問題の答え>○

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本問の答え>○

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