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一時金の給付基礎日額

労災21-2
 給付基礎日額のうち、①年金給付の額の算定の基礎として用い
るもの、②療養開始後1年6か月を経過した日以後に支給事由が
生じた休業補償給付又は休業給付の額の算定の基礎として用いる
もの、③障害補償一時金若しくは障害一時金又は遺族補償一時金
若しくは遺族一時金の額の算定の基礎として用いるものについて
は、所定の年齢階層ごとの最高限度額及び最低限度額が設定され
ている。

■■解説■■

 給付基礎日額のところは、労災保険の中でも最も複雑な個所の
1つです。

 社労士試験で合格点を取るためのコツの1つに、

     難しい所にとらわれすぎない

というものがあります。

 まず、社労士試験は満点を取らなければならない試験ではあり
ません。択一なら7割(49点)取ればまず合格できます。というこ
とは、3割は間違えても良いのです。

 更に、社労士試験は全ての問題が配点が同じです。つまり「難
しい問題を解いても1点、簡単な問題を解いても1点」です。

 ならば、難しい所にひっかかっていつまでも考え過ぎてしまう
時間があるならば、その部分はそこそこにして、その時間を使っ
て他に押さえるべき個所を確実に押さえた方が、合格点を取るた
めには効率が良いことになります。

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 では、「そこそこ」とはどこまでか?。それが択一過去問で出題
されている範囲です。

 自分が勉強してみて、何を言っているのかよくわからない箇所は、
とりあえず過去問で出題されている範囲で押さえておけばそれで
充分です。

 つまり、過去問は自分がどの範囲まで勉強すればよいかを確認
するための重要なツールでもあるのです。

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 では、給付基礎日額の個所ではどこまで押さえておけばよいの
でしょうか。まとめてみます。

1 給付基礎日額について

 ・ 給付基礎日額=労基法の平均賃金であること

 ・ 給付基礎日額=平均賃金とすることが適当でないときは、
   厚生労働省令で定めるところにより政府(所轄労働基準
   監督署長)が算定する額を給付基礎日額とすること

2 休業給付基礎日額について

 ・ スライド制が適用されること。それは、10%を超えて
   平均給与額が変動した際に翌々四半期から発動されること

 ・ 年齢階層別の最低最高限度額が適用されること。それは
   1年6か月経過した日以後適用されること

3 年金給付基礎日額について

 ・ スライド制が適用されること。それは、翌々年度の8月以後
  適用されること

 ・ 年齢階層別の最低最高限度額が適用されること

4 一時金給付基礎日額について

 ・ 年金給付基礎日額に準ずること。ただし、スライド制は
   適用されるが、年齢階層別の最低最高限度額は適用され
   ないこと

5 端数処理

 ・ 1円未満切り上げ

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 とりあえずこんな所です。最低これだけは押さえてください。

 ただ「最低これだけ」と言っても、これだけ押さえれば最近の
過去問のうち8割位は解けてしまいますから、これだけでも十分
ではないでしょうか。

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 上にあるように、③一時金給付基礎日額には、年齢階層別の最
低最高限度額は適用されません。

本問の答え>×

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