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合格体験記(5)

 本日の合格体験記は、ペンネーム「そいそ」さん(女性・44歳・
主婦)です。

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* 受験回数

  3回

* 学習方法

  1年目 大原通学 速修コース
  2年目 大原通学 上級コース
  3年目 iDE  通信 

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* 使用教材

 <基本書> 大原テキスト 

 <問題集> 大原選択式トレーニング問題集
       iDE社労士塾条文順過去問題集
       iDE答案練習ゼミ(択一・選択) 

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* 学習時間と勉強方法

〈学習時間〉
 1日のうち、とにかく空いている時間。1日5~6時間以上
 
〈勉強方法〉

 択一対策「とにかく過去問に徹した勉強」

 最初大原に行っていたので、大原のトレーニング問題集を何回
もやっていました。大原のOR問題が過去問に交じっていました
が、これも含めて全部やりました。問題文を読んで、答えがすぐ
わかるようようになり、各科目大体300題位を1科目平均
1.5時間位でできるようになりました。

 が、受験してみてその勉強を振り返った時に、結果的には年度
と問題番号が付いている(例1801Dとか)過去問だけで十分。
大原のOR問題はやらない方が良かった。まあ、時間がある余裕
の人はやればよいと思いました。要は、問題作成者もきっと過去
問を見て作っていると思うので、まず受験勉強をするなら過去問
が第一だということです。

 また、他の問題集でもその問題集独自のものがありますが、そ
れもやはりある程度テキストも覚えてできるようになった人がイ
メージトレーニングとしてやれば良いと思います。

 択一の点数が模擬試験で最初30点台だったので、択一点数を
上げたくて、過去問はほとんど暗記しました。1回目に受験した
時は大原のトレーニング問題集、2回目にはiDE条文順問題集
を使い、活用。

 iDE条文順問題集は、左側の頁(問題)、右側の頁(解説)
に分かれていて、特に右頁の解説が他の社労士の問題集と比べて
かなり詳しい。やり方として、左頁問題文をしっかり読んで、次
にその問題に当たる。各科目テキストのどこに出ていたのか確か
める。その頁数を問題番号近くに書き込み、次にいつでも確認で
きるようにしておく。更にその後、右頁の解説もきちんと読む。
これを1度に繰り返し最低2回は続けてやりました。

 意味が最初わからなくても、それを何度か繰り返すうちに書い
てあることが覚わってきてわかるようになる。必ずテキストに戻
り、そこに書いてある事を確認すること、これがとても大切だと
思いましたし、最終的には、問題文そのものとテキストの殆どが
覚えられたと思います。

 各資格学校の先生方は、問題文を覚えるのではなく、そこの部
分の理屈、論点を覚えてください、とかよく言われます。でも、
私からすると、とにかく本番で問題が解ければよい、どんなに正
当ではないやり方でも、解ければ良いと思うんです。ですので、
私は、先生方に逆らったやり方だったかもしれないけど、iDE
条文順問題文そのものを殆ど全部覚えました。それで良かったと
思っています。

 もし、択一で悩んでいる人がいたら、ぜひ問題文そのものを覚
えると良いと思う。覚える程度は、私の場合、iDE条文順の目
次を見た時に、ただ目次を見ただけで大体どんな問題があったか
イメージできるくらい。またそこに該当するテキストは、どんな
ふうに書いてあったか、ぼんやりとでもイメージできるくらい。

 もともとそんなに記憶力が良くない私でも、何度も何度も問題
→テキスト→解説を繰り返すうちに初めて10回以上はやった頃、
1科目大体300問ありそれを1~2時間位でできるようになり
ました。今思うと、これで択一問題を解くのに自信がついて、一
番安心できる勉強方法だったと思います。受けた模擬試験で
(iDE、TAC2校受けました)択一平均50点以上取れるよ
うになってました。

 選択対策「いろいろな問題にあたって、見たこともない問題も
      解いてみた」

 まず基本的に、自分で信じられる選択式問題集(私は大原の選
択式問題集。見開き右頁の方の問題だけ、左頁は問題が少なくて
選択式対策にならないと思ったので)を繰り返し、とことんやり
ました。

 ただ、何回も繰り返すうちに、その問題しか解けなくなってし
まい問題が少し違うと解けなくなってしまいました。本番では、
これではいけないと思い、択一と違って同じ項目でも違った問題
をやりました。つまり、本番では必ずといっていいほど自分の知
らない問題が出ます。全く知らない問題が出た時でも、何とか3
点は取ろうとしぶとくしぶとく、粘る練習をしました。

 そこで思ったのは、選択式の問題というものは、その空欄だけ
をじっと見つめていても解けない。選択式の問題は、その空欄の
前後の文に必ずと言ってよいほどヒントになるキーワードがある。
全く知らない問題文でも、日本語の力で、つまり国語力で解ける
はずだと信じることが大切だと思いました。

 またA→B→C→D→Eの順で解かなくても、最終的に全部答
えられれば良いので、全文読んでCやEを先に解いた後でA、B、
Dを解いてもよく、とにかく自分の解けそうなものから解いて
いくと変な問題以外、普通の問題なら3点は固くキープできます。
とにかく、選択式は絶対どんな問題でもあきらめない!!これが
絶対大事でした。

 それから、選択対策でやって良かったのは、選択式で出た問題
は自分のテキストに戻り、出た条文とかの空欄になっていた部分、
そこの言葉に下線を引いて、テキストを読んだ時に特に意識して
わかるようにしてました。すると、いろんな問題を解くうちに下
線が重なってきたりして、重要の程度がわかってきました。そこ
を中心に押さえればよいとわかったので、良かったです。

 更に、5月以降の模擬試験は、選択式で出された所は最低限
押さえました(今年度は私が受けた所はあまり出なかったけれど
も、それが当たったら受けていた人たちはみんなできますので、
みんなできる問題は自分もできないと足切りになってしまうから
です)。

 一般常識も、特に目的条文は出されたら怖い(つまりみんな
できて自分だけできないということ)と思ったので、法律が多
く目的条文もその分多いのですが、これは普段から暗記してま
した。

 以上、私がやってきた択一と選択の主な勉強方法です。
   
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* 失敗した勉強方法など

 「基本以外の事はやらない!!」。特に、2年目3年目になっ
てくると、妙に不安になってきて、どんどん勉強を深く掘り下げ
ていきたくなる。確かに深く勉強すればするほど面白いかもしれ
ませんが(特に年金)、深く勉強してもその部分は過去問には殆
ど出てきてないです。

 私自身、受験に失敗した時に改めて択一式の過去問を1肢1肢
見直し、テキストに戻り確認し直しました。落ち着いて見ると、
結構発見があります。基本的な事の押さえ直しができて、良かっ
た。過去問(iDE条文順過去問)で基本事項の復習をしたので、
範囲を広げすぎなくて済んだと思いますので、勉強2年目からの
人たちは、ここはひとつ、広げて勉強したい気持ちをぐっと抑え
て、逆に基本に戻ってやって欲しいと思います。

 あと、10科目の進め方ですが、人それぞれやりやすい方法が
あるはず。それで良いと思うのですが、私の場合は労基やってて、
やってると労基ばかりに時間がかかって他の科目が疎かになって、
どんどん忘れてしまって、終いには焦っていたことがありました。

 そこで1科目に集中してやるのを変え、10科目流して行く
やり方に変えました。例えば、今日は択一の問題各科目50問
ずつやる日と決めてやるんです。50問は苦手なのばかり選んで
やった日もあるし、問題番号1番~50番の日もあったし、その
日決めたもの50問。全10科目流していく(当然安衛、労一、
社一も入れて)と、50問×10科目=500問。500問なら
1日どこか時間を決めて3時間~4時間でできる。続けてでなく
ても途中途切れても、何とかとにかく10科目を流していったの
です。

 流す順番は、本試験で自分が解く順。私の場合、社会保険→
労働の順で勉強していきました。本試験順でやっていくと、頭が
なんとなくそういう流れの頭になっていって一応思考回路のスタ
イルのようなものができてやりやすかったと思います。別な日に
は、今日は選択の日と決めて、自分で今まで解けなかった、解き
づらかった特に印のつけてある問題を見ていったり。10科目を
流すことで、変に知識が偏らず、10科目全体の力がついていっ
た気がします。

 また今労基やってて、やってる最中でも「あ~、労基だけじゃ
なく、労災も雇用も徴収もやらなければ」と不安に思うこともな
くなり、勉強を割合と落ち着いてできたと思います。

 初学の人は、今はまだ労基、安衛、労災の辺かもしれなくて、
賢い人などは結構余裕だと思います。が、あと社会保険になると
かなりきつくなってきてしまうので、初学の人には今少しでも余
裕があるなら、いや少しでも余裕を作って、ぜひ社会保険の科目
特に厚年、国年の勉強を少しでもしておいて欲しい。市販の参考
書見て、自分で信頼できそうなのでよいので(もしわからなかっ
たら、真島先生著「パッとわかる年金」がおススメ。年金のこと
がよくわかります)。読んでおくと良いです。とにかく少しでも
先に進めておいた方が良い。それでなんとか来年の4月位までに
10科目ひと通り見ておいた方が良いと思います。後の勉強の難
しさを考えるとそうするのがベストです。

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* 合格を振り返って
 
 勉強して、やる気はあるのだけれども、思うように覚えられな
くて、とにかく不安で仕方がない日もありました。自分は永遠に
もしかしたら合格できないかと思うこともありました。それでも
もうやるしかない、やるかやらないかという二者択一ならやるし
かない。合格したいなら勉強続けるしかないと、自問自答の毎日
だった気がします。その時は本当に唇を噛み、歯を喰いしばって
やってきました。

 元々能力のある方ではないので、余裕で気楽にやれたわけでは
ありません。私自身13年間働いてきた会社は経済的事情により
解雇され、40歳を超えてましたから、就職活動はやっても年齢
制限に引っかかりまくり、門前払い。面接に行ったとしても、結
局年齢的に無理な話になってきて、働きたいけど働けない。そん
な時に目指した社労士資格でしたから、資格があっても苦労する
かもしれないけど、とりあえず取るしかない。臥薪嘗胆のような
気持ちでやるしかありませんでした。

 まず、この社労士の資格を取るしかない。まさに根性で合格し
たんだと思っています。勉強で苦労したら、勉強でしか、合格で
しか自分は救われない。大げさかもしれませんが、そんな思いで
やってきたんだと思います。今はそれで良かった。本当にあきら
めずに良かったと思います。
            
 これからのことは、就職活動してみて、なんとかどこかの会社
に入り何でもひと通りの仕事ができるようになりたい。会社に所
属して働くより、自分で将来やりたい。

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* その他何でも

 特に主婦の人は家事をやりながら勉強は大変だと思う。自分の
勉強をしていると旦那さんが帰ってきてご飯の支度をしたり、掃
除したり洗濯したり家事でよく途切れると思います。

 資格学校に習われている方は、先生方は朝方に家族も寝ている
時に集中してやるよう話をされるかもしれない。私は夜型でも朝
型でも昼間やるタイプ、どれでもなかった。とにかく空いている
時間、少しでも頑張る。途中家事で区切れようが、何しようが、
朝でも昼でも夜でもとにかく勉強、1分でもやれる時あればやっ
てました。とにかく続けてました。ましてやパートやアルバイト
をしていると、その仕事があるから自分は時間無くて勉強できない
と思いがち。時間が取りたくても取れなくても、自分は家事や
仕事があるからと、口実にして勉強から逃げたりして。

 それが嫌だったので、私は、パート時間を思い切って減らして
収入は減ったけれども、それよりは、今自分は勉強するのが大切
だとして、なるべく自分が勉強できるようにしてきました。それで
もう勉強から逃げる口実を無くす形にしてきました。勉強時間が
取れて結果的に合格できて良かった。ある程度自分に厳しくして
やってきたと思います。それなんで私でも頑張れたので、家族の
人達にも一生懸命やっている姿を見せれば必ず納得してもらえる
はず。主婦の人たち、ぜひ頑張って欲しいと思います。

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* 今年の本試験点数

【選択式】
 労基・安衛2点、労災4点、雇用5点、労一4点、社一4点、
 健保5点、厚年5点、国年5点
 総得点34点

【択一式】
 労基・安衛7点、労災7点、雇用4点、一般常識7点、健保9点、
 厚年9点、国年7点
 総得点50点 

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