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合格体験記(3)

 本日の合格体験記は、ペンネーム「本山のドラキチ」さん(男性・
44歳・無職)です。

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* 受験回数

 3回

* 学習方法

 1年目 入門完全合格コース通学(大原法律専門学校)
 2年目 完全合格コース通学(大原法律専門学校)
 3年目 上級コース通学(大原法律専門学校)

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* 使用教材

<基本テキスト>

 大原テキスト(労基、安衛、労一、労災、雇用、徴収、健保、
 国年、厚年、社一、労働経済・厚生労働白書、法改正)の
 計12冊(横断まとめのテキストは講義のみで使用)

<問題集>

 「条文順/過去問題集」全5冊 i.D.E社労士塾

 「選択式トレーニング問題集」全4冊 大原

 「精選選択問題集」 佐藤塾(ONEコイン模試の受験特典)

 「択一式トレーニング問題集」全10冊 大原(過去問のテキ
  スト該当ページの確認と基本講義にて使用)
 (大原で配布された過去3年分の「過去本試験問題集」は使用
  しませんでした)

 「ポイントチェック」全7部 大原(基本講義の前日までに
 1回のみ)

 「択一式直前対策演習」全8部「選択式直前対策演習」全2部 
 大原(授業で1回のみ)

<参考書>

 「労働法全書」(迷った末、買ってはみたものの過去問で基本
 テキスト、プリントにない部分を調べたくらいでほとんど使用
 しませんでした)

<模擬試験>

 大原  全国中間模擬試験、全国統一模擬試験Ⅰ、全国統一
     模擬試験Ⅱ

 辰已法律研究所 佐藤塾 ONEコイン模試2Paper Moneyコース

 i.D.E社労士塾 最終模擬試験(値段は高いですが、条文順/
 過去問題集同様「解説・参考」がすばらしい。法改正項目の問題
 もかなり含まれていました)

<その他>

 辰已法律研究所 佐藤塾 推論で正答を導く選択式のテクニック
 講座(ONEコイン模試受験者特典)

 i.D.E社労士塾 ここだけは押さえるキーワードチェック
 (小冊子)

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* 学習時間

 1500時間程度
 11月16日から勉強を再開し全く勉強しなかった日は年末年始
 12月28日~1月4日までの8日間と4月30日と5月6日のみ。

* 勉強方法

<学習方法に関して>

 2年目の昨年(平成20年度)択一式科目別には、

 労基・安衛6(5・1)点
 労災5(3・2)点
 雇用8(5・3)点
 一般常識7(2・5)点
 健保7点
 厚年5点
 国年5点
 総得点43点

 でした。総得点の低さ以上に問題だったのが、やまねこ先生が評
価された◎(確実にできて欲しい基礎的な問題で過去問中心に勉強
していれば9割程度は取れる)の問題が36問中23問しか取れな
かったこと(正答率63.9%)でした。
※2008年8月28日ブログ参照

 この年は長年勤務した会社を退職し1月から受験勉強に専念した
にも関わらず結果が伴わなかった為、勉強方法に何か大きな欠陥が
あると思い、i.D.E社労士塾の無料オープン講座に参加し学習ス
タイルの自己分析と合格するために必要な学習方法について学びま
した。

 主な内容は

 ① 「基本テキスト」「法改正項目」「過去問題」の3つをしっ
  かり学習すれば合格できる。

 ② 過去問の取り組み方を変える。

  ・過去10年分、20年分解く、人様々であるが必要ない、5年
   以上前の出題はほとんどない。不安だから広げる→浅くなる

  ・過去問の解き方は○、×だけでは全く意味ない、必ず理由を
   書くこと。○の設問肢にも論点がある、論点を書き出すこと
   が大事。手を動かすことにより脳に定着させる。
   ⇒選択式対策になる、択一式の過去問から選択式を作ること
    が多い。

  ・選択が不安だからと市販書、予想問題集と手を広げても対策に
   ならない。当たらない。

 ③ 基本テキストには試験問題の論点だけマーカーをぬっていく。

   マーカーは3色くらいにする。
  (1)過去問 
  (2)法改正
  (3)講義中「出題の可能性が高い」と言われた部分及び昨年の
     法改正項目

 この新しい学習方法で来年もう一度かけてみようと決意しました。

<勉強場所>

 主に大原自習室、お盆は実家の近くの図書館

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<私が実践した勉強方法>

【11月~4月】

 ① 大原の基本テキストと条文順過去問題集の突合せを行う。

  テキストが配布されたら条文順過去問題集を解き、基本テキス
  トの該当箇所に「過去問がここから出た」とわかるようにする。
  具体的には

 「○」の設問肢

  論点となる箇所にマーカーを引き、欄外に「○ №66(H20)」
  のように過去問題番号と出題年を記入し、簡単にコメントをメモする
  (赤色のペン)。

 「×」の設問肢

  論点となる箇所にマーカーを引き、欄外に「× №68(H15)」
  のように過去問題番号と出題年を記入し、誤りのポイントを簡単に
  メモする(青色のペン)。

 文章全体で正誤を問う設問肢についてはマークせず{ }で囲むよう
にし、過去問題番号と出題年を記入する。

② 講義を受講したら、講義中にメモしたことを基本テキストに清書す
 ることと、配布されたプリントの必要な部分を切り取って貼り、全て
 の情報を基本テキストに集約しました。

  プリントを貼りつけることにより大部分の過去問の突合せができる
 と思います。それでもわからない問題は飛ばして後日、やまねこ先生
 に聞くようにしました(問題に対する質問よりも解説に対する質問ば
 かりだったような・・・)。

  常に基本テキストに戻れるように、条文順過去問題集の解答解説欄
 に基本テキストの該当ページも記入しました。

[ここで気づいたこと]

 ・基本テキストにメリハリがついた。昨年まで過去に出題されていな
  いところまで覚えようとしていた。昨年はどこが論点なのか分から
  ないようなマーカーを入れたので私の基本テキストはまるで『塗り
  絵』でした。

 ・科目により何が試験に出て何が出ないかがわかる(労基法は行政官
  職名、語尾にはマーカーは入らない等)。

  昨年講義の中で、やまねこ先生が度々「まずは過去問をおさえるこ
 と」と話されましたが当時私には理解できなかった。「過去の問題な
 んかもう出ない、他の部分や発展問題、いろんな問題を解くことが重
 要」と勝手に思い込んでいました。

③ ここまで作業が終われば後は『条文順過去問題集を繰り返し解く』
 のですが、問題の解き方を昨年と大きく変えました。

  昨年まではノートに問題番号と○、×の記入のみだったのを必ず
 理由、論点も書き、常に基本テキストで確認しました。

  また、解答にある「解説」「参考」もよく読むようにしました。
 問題を解く回数が進むにつれて基本テキストの過去問の箇所にアンダ
 ーラインを引いたり、「参考」の内容で必要だと思った部分は基本テ
 キストに書き込んでいきました。

④ 上記の勉強は選択式対策にもなるとはいえ、これだけではやはり
 不安だったので、大原の選択式トレーニング問題集を1回転しました。

  解答は記号でなく、記述式と同様に文字で書きました。

⑤ 定例試験の復習

【5月~8月】毎日複数科目の勉強する

① 条文順過去問題集を繰り返し解く。直前期はあやふやな問題のみ解く。

② 法改正項目を基本テキストに集約する。法改正テキスト、プリントの
 必要な部分の貼り付け、書き込み。法改正テキストの予想問題を解く。

③ 模擬試験の復習(選択式と択一式の不正解だった問題を中心に)

④ 選択式トレーニング問題集のA、Bランクのみ2回転と直前期は精選
 選択問題集の白書の部分

⑤ 厚生労働白書の読み込みと労働経済の問題を◎(やまねこ先生が重要
 と判断された問題)を中心に解く(2、3回解いただけ。労務管理は捨
 てました)

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<反省点および注意点>

① 過去問は解説だけでなく、むしろ問題文を熟読する。

  問題は試験委員が作った文章、解説は予備校の講師が作った文章、
 ということ。

② 一般常識以外はオリジナル問題には手を出さない。

③ ピークを模擬試験日(本試験の1か月前あるいは2か月前)でなく
 本試験日に持っていく。

  当たり前のことですが実力を一定レベルに引き上げそれをキープす
 ることは難しいことだと思います。

④ 自分に合った講師を選ぶ

 私が初めてやまねこ先生の講義を受けたのが昨年の3月で(国民年金
の1回目)延べ6人目の講師。

 実は昨年の本試験日の夜、大原で再受講するなら、やまねこ先生一本
に絞って受講しようと決めていました。

⑤ 受験仲間は選ぶ(モチベーションを保ち続けることが出来る仲間を
 見つける)

  通学のメリットであるがストレスとなったり、勉強のペースが乱れ
 たり受験勉強の弊害になるケースがある。

⑥ 復習が重要とお考えの方が多いと思いますが、私の考えは逆で予習
 に時間をかけ予備校の講義は復習の場と考え講義に挑む方が理解しや
 すいと思います。

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* 合格を振り返って
 
  模擬試験では選択式が毎回基準点未達の科目があり不安を抱えた
 まま本試験に臨みましたがまた同じことを繰り返してしまいました。

  試験後、自宅に戻り選択の採点をしましたが最初に採点した労基
 ・安衛2点、労災2点でガックリ「またやってしまった、終わった、
 合格は夢・・・幻・・・これがこの9か月、ほぼ毎日勉強してきた
 結果か!」と思うと情けなくなりました。

  補正については「基安、労一の可能性は高い、労災の可能性もある
 (が微妙)」というのが複数の予備校の合格ラインの予想。発表まで
 長すぎる74日。

  とりあえず本試験の解答解説が届いた9月の下旬ごろから毎日
 ほんの少しずつですが本試験問題の復習をしていきました。学習し
 ている姿が合格を招き寄せるかもしれない、と信じて。

  結果、補正があり救われました。選択式・択一式ともに年頭に
 掲げた目標点(選択式30点以上かつ全科目3点以上、択一式50
 点以上かつ全科目4点以上)には到達できませんでしたが、勝って
 も負けても今年で最後にするつもりでしたので(この2年間、時間
 とお金とエネルギーを相当使いましたので来年再度チャレンジする
 気力がありません)、合格できてすごく嬉しく思います。

  そして、ここまで受験に打ち込んだ、人生で一番頑張った自分
 を褒めたいです。
 
  この試験は難しい問題を解いた人が合格するのではなく、易しい
 問題を落とした人が不合格になる試験だと思いますが、選択式に関
 しては何が基準なのか?本当にわからない試験だと思います。

  私が合格できた要因は、大原に通学してやまねこ先生に出会えた
 ことが一番ですが、勉強面では過去問以外に手を広げなかったこと、
 環境面では自習室を利用したことにより周りで簿記、税理士、行政
 書士等、他の受験勉強されている方を毎日見て『みなさん頑張って
 るな』と、元気をもらったことです。
          
* これからのこと

 目標は社労士になってその知識を活かして仕事をすることです。

 前勤務先では人事職能にも携わっていましたが専門的なスキルも
なく仕事をしておりました。

 厳しい市況ですが再就職して勤務先の会社で資格を活かしたいと
思います。

 士業は一生勉強が必要。専門書、業界誌を読んだり講演・セミナー
を聴きに行ったりしながら知識の上書きをして賞味期限が切れない
ようにしたいと思います。

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* 今年の本試験点数

【選択式】
 労基・安衛2点、労災2点、雇用4点、労一3点、社一3点、
 健保5点、厚年5点、国年5点
 総得点29点

【択一式】
 労基・安衛6点、労災6点、雇用7点、一般常識5点、健保9点、
 厚年8点、国年7点
 総得点48点

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