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遺族基礎年金の支給停止

国年14-9
 妻に対する遺族基礎年金は、その者の所在が6か月以上不明の
ときは、遺族基礎年金の受給権のある子の申請によって、その所
在が明らかでなくなった時にさかのぼって、支給を停止する。

■■解説■■

 数字の入れ替えという、社労士試験では典型的な誤りの選択肢
の作り方です。出題者としては、安直に作問できるためよく使わ
れる手法です。

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 ここは「6か月以上」ではなく、「1年以上」不明のときが正解です。

 あとは、「所在が明らかでなくなった時にさかのぼって」という言葉も
確認しておいてください。「申請をした翌月から」支給停止などと、替え
られる可能性があります。 

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 この問題が出題されたその翌年に、支給停止された後のことを
訊く問題が出ています。

15-7
 1年以上の所在不明によって遺族基礎年金の支給を停止された
妻又は子は、それぞれの支給停止につき、いつでもその解除の申
請をすることができる。 

この問題の答え>○ 

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 なお、設問の支給停止がされている間は、子に遺族基礎年金が
支給されます。

 少し読みづらいですが条文を見て頂きますと、 

法第41条第2項
 子に対する遺族基礎年金は、妻が遺族基礎年金の受給権を有す
るとき(妻が(略)次条第1項の規定によりその支給を停止されてい
るときを除く)(略)は、その間、その支給を停止する。

 この( )内の「次条第1項」というのが、設問の規定になります。

 つまり、設問の場合は、妻が遺族基礎年金の受給権を有してい
ても、子に対する遺族基礎年金は支給停止されない、ということに
なります。

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本問の答え>×

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