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法改正(6)

 社会保険の法改正の続きを見ていきます。

 今回で最終回です。 

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[国民健康保険法]

1、保険料滞納世帯の子どもへ短期被保険者証を発行。
  国民健康保険の保険料を1年間滞納すると、被保険者証を返納
 して代わりに被保険者資格証明書が交付されます。そうすると、
 特別療養費の扱いとなり医療機関への受診が抑制される結果と
 なりますが、親が保険料を滞納したからといって子どもには罪
 はない、ということで、15歳に達する日以後の最初の3月31日
 までの間にある(つまり中学卒業までの)子どもの被保険者に
 ついては、資格証明書へ切り替えるのではなく、短期(6か月)
 の有効期間を定めた被保険者証を交付することにした。
 
2 70歳以上の現役並み所得者の収入要件の見直し
  70歳以上の現役並み所得者(課税所得145万円以上の者)
 は一部負担金として3割を負担するが、それらの者であっても
 一定の収入要件を充たすことにより2割負担となる。
 その収入要件を見る際に、同一世帯の配偶者等が後期高齢者医療
 の被保険者に該当した一定の場合(特定同一世帯所属者)には、
 その世帯に「他の被保険者」がいるのと同様に扱う。

3 保険料特別徴収の見直し
  市町村が認めるすべての者について、特別徴収と口座振替によ
 る保険料納付の選択を認めた。

 (高齢者医療確保法でも2・3と同様の改正がおこなわれていま
  す)

[介護保険法]

・指定居宅サービス事業者の指定の欠格事由の追加
 指定居宅サービス事業者等の指定申請者が、社会保険料について
 滞納処分を受け、その後3か月以上引き続き社会保険料を滞納し
 ているとき、指定拒否事由に該当するとした。

 (社会保険労務士法でも登録拒否事由について同様の改正がおこな
  われています)
 
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 今年の法改正事項を大ざっぱに見てきました。

 法改正事項は確かに本試験に出題されやすい事項ですが、本試験
では法改正事項だけが出題されるわけでは勿論ありません。

 改正のない部分の基本的な部分も、おろそかにすることのないよ
うにしましょう。

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