« 療養補償給付 | トップページ | 雇用保険法改正(1) »

合算対象期間

国年20-5
 昭和36年5月1日以後、20歳に達した日の翌日から65歳に
達した日の前日までの間に日本の国籍を取得した者について、
日本国内に住所を有していた20歳以上60歳未満の期間で日
本国籍を取得していなかった等のために、国民年金の被保険
者となれなかった期間のうち、昭和36年4月から昭和56年
12月までの期間は合算対象期間に算入される。なお、この
者は被用者年金制度に加入したことはないものとする。

■■解説■■

 合算対象期間は、国民年金の中で一番難しい分野だと言っても
過言ではありません。

 完璧に理解するには、相当な勉強時間が必要となります。

 では、試験対策としてはどうしていけばよいのでしょうか。

-----------------------------

 まず、合算対象期間が、過去どれだけ出題されているかを確認
します。するとここ8年では、

 13年問9、14年問10、16年問4・7、18年問4・8、 20年問5

 に出題されています。これだけを見ると、「結構出題されてい
るのかな」という印象を受けます。

 しかし、それぞれの問題を見てみると、確かに選択肢として合算
対象期間は出題されていても、残りの選択肢で十分正解を導けるも
のが多くあります。

 それを踏まえると、実際に合算対象期間が深くわかっていない
と正解できない問題というのは、上のうち、14年問10と18年
問4の2問しかないのです。

-----------------------------

 ここで考えましょう。8年間で2問しか出題のない分野に、自分
がどれだけ勉強時間をかけられるのか?。しかも、選択式での出題
はほとんど考えられない分野に。

 そこで、提案です。試験に合格するためと割り切るならば、合算
対象期間の「一部」は捨てましょう。

 「全部」捨てるのはリスクが高すぎます。「一部」捨てます。

 合算対象期間を4つに分けます。

one 新法の期間で合算対象期間になるもの

two 旧法の期間で合算対象期間になるもののうち、国民年金の期間

three 旧法の期間で合算対象期間になるもののうち、厚生年金の期間

four 旧法の期間で合算対象期間になるもののうち、共済の期間

 このうち、onetwoこれを完璧にする。代わりに、threefourは捨てる。

 threefourを理解しようと思うと、旧法の仕組みを勉強しなければい
けないので、これは負担が重過ぎます。

 ですから、割り切ってonetwoだけを押さえておく。試験直前に
時間が余って、気になったらthreefourも見てみる。

 こんな感じで勉強していくのが、一番効率が良いと思います。

 いつも言っていますが「簡単な問題を解いても1点、難しい問題
を解いても1点」。これが社労士試験です。

 難解で出題頻度の低い部分へ深入りする時間を、出題頻度の高い
部分を確実に得点源にする時間に充ててください。 

-----------------------------

 上のonetwoの合算対象期間においては、日にちをしっかり押さえ
ておくことが大切です。

 つまり、

 学生‥‥平成3年4月(ここから強制適用になった)

 国会議員‥‥昭和55年4月(ここから任意適用になった)

 外国人‥‥昭和57年1月(ここから強制適用になった)

 こういった日にちを入れ替えて問題を作ってくることが、よく
あります。

-----------------------------

本問の答え>○ 

« 療養補償給付 | トップページ | 雇用保険法改正(1) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138174/44397640

この記事へのトラックバック一覧です: 合算対象期間:

« 療養補償給付 | トップページ | 雇用保険法改正(1) »