« 被扶養者 | トップページ | 合格者の方へお知らせ »

通勤の定義

労災14-1
 通勤が同時に業務の性質を有する場合においても、住居と就業の
場所との間を合理的な経路及び方法により往復するものである限り、
その往復行為による災害は、通勤災害として扱われる。

■■解説■■

 初めて社労士試験の勉強をする方は、労基→労災→雇用と「なん
だかわけがわからないままどんどん進んで行っているなあ」という
のが実感だと思います。

 一度にすべてわかる必要はありません。また、一度にすべてわか
る事は無理です。

 社労士試験の勉強は、ある1つの分野がわからないとそれ以後が
すべてわからなくなるということはありませんので、とにかく自分
のわかるところから押さえていってください。

 いま理解不能のところは、全科目一回りしてからまた戻ってきて
やればよいと思います。 

-----------------------------

 労災保険法の「通勤」の定義をもう一度見直してみましょう。

 通勤とは、労働者が、就業に関し、次に掲げる移動を、合理的な
経路及び方法により行うことをいい、業務の性質を有するものを除
くものとする。

1、住居と就業の場所との間の往復

2、厚生労働省令で定める就業の場所から他の就業の場所への移動

3、第1号に掲げる往復に先行し、又は後続する住居間の移動(厚
  生労働省令で定める要件に該当するものに限る)

 この定義は、択一でも選択でも頻繁に出題されています。いつ
再出題があってもおかしくないところですので、過去問を見てしっ
かり押さえておきましょう。

-----------------------------

 本問はこの中の「業務の性質を有するもの」を訊く問題です。

 「業務の性質を有するもの」とは、通勤の要件を満たす往復行為
であるが、当該往復行為による災害が業務災害と認められるものを
言います。

 一見通勤であるが業務扱いとなるものがある、ということです。

 具体例としては、事業主の提供する専用交通機関(会社のバス)
を利用する往復行為があります。

 駅から郊外の工場までそこで勤務する従業員専用の送迎バスが運
行されているような場合、そのバスが事故を起こして乗車中にケガ
をしたら、それは通勤災害ではなく「業務災害」になるということ
です。

-----------------------------

本問の答え>× 「業務の性質を有する場合」は業務災害になります。
 

« 被扶養者 | トップページ | 合格者の方へお知らせ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138174/43829699

この記事へのトラックバック一覧です: 通勤の定義:

« 被扶養者 | トップページ | 合格者の方へお知らせ »