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強制被保険者(国年)

国年17-1
 60歳未満で被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けること
ができる者は、被扶養配偶者であっても、第3号被保険者となら
ない。

■■解説■■

 強制被保険者(いわゆる1号、2号、3号)の要件の問題です。

 平成20年にも出題があった分野ですが、来年また出ないとは
言い切れないくらいよく出題されていますので、この分野は隅か
ら隅まで過去問を押さえておきましょうcat

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 それぞれ最低限押さえておくべきポイントを見ていくと、

1、第1号被保険者(自営業者など)

  20歳以上60歳未満要件 あり

  国内居住要件 あり(日本国内に住所がないとダメ)

2、第2号被保険者(サラリーマン)

  20歳以上60歳未満要件 なし

  国内居住要件 なし(日本国内に住所がなくてもOK)

  65歳以上で老齢又は退職年金の受給権あると適用除外

3、第3号被保険者(2号の被扶養配偶者)

  20歳以上60歳未満要件 あり

  国内居住要件 なし
 

4、1号~3号に共通 

  国籍要件 なし(外国人であっても関係ない)

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 この辺りを押さえておくだけでも、過去問は結構解けます。

国年15-1(類題14-4)
 第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者ともに国籍
要件を問わない。

この問題の答え>○

国年15-1
 第2号被保険者及び第3号被保険者は、住所が外国であっても
被保険者となる。

この問題の答え>○

国年17-8
 被用者年金各法の被保険者、組合員又は加入者は、すべて国民
年金の第2号被保険者となる。

この問題の答え>× 
 65歳以上で老齢退職年金の受給権があると2号にはならない(適用除外)

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 今年(平成20年)の過去問も見ておきましょう。意外と単純な
問題が出ています。確実に解けるようにしておきましょう。

国年20-6
 すべての強制被保険者は、60歳に達したときは、その日に被保
険者の資格を喪失する。

この問題の答え>× 
 2号には20歳以上60歳未満の要件はありません。

国年20-8
 厚生年金保険の被保険者が19歳であって、その被扶養配偶者が
18歳である場合は、当該被保険者が20歳に達したときにその被
扶養配偶者は第3号被保険者の資格を取得する。

この問題の答え>× 
 被保険者が20歳になっても、被扶養配偶者自身は19歳ですので
3号にはなることができません。

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 20歳以上60歳未満の被扶養配偶者は、被用者年金各法に基づ
く老齢給付等を受けることができても、第3号被保険者になります。

本問の答え>×

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