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障害厚生年金の併給の調整

厚年14-2
 障害厚生年金の受給権者に更に障害が生じ、前後の障害を併合
した障害の程度による新たな障害厚生年金の受給権を取得したと
き、当該障害厚生年金の受給権の取得によって従前の障害厚生年
金は支給停止される。

■■解説■■

 今の時期、特に初学者の方は、やっとこさ全科目一回りは終わ
ったという方が多いでしょう。

 では、この時期以降どのように勉強していけばいいのか。

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 2つにわけます。

1、一問一答の問題集で各科目の主な過去問をある程度押さえて
 しまっている方

 過去問学習がある程度済んでいる方は、そろそろ過去問も飽き
てきたと思いますので、なにか1冊適当な予想問題集を解いてい
けばよいでしょう。

 あれもこれもと手を出しても中途半端に終わるだけですので、
1冊これと決めたらそれを何回も何回も繰り返し学習しましょう。

 問題集を解くときでも、模試を受けるときでも、注意するのは
必ずいつも自分の基本テキストにフィードバックするということ
です。

 必要だと思うことは、みなさんがメインにしている基本テキス
トにどんどん書き込んでいきましょう。その書き込みだらけのテ
キストが、試験直前のみなさんの大切な武器になります。

 それ1冊を見れば自分が1年間勉強したことが全部載っている
というテキストを持っていると、試験直前になってもそのテキス
トだけを見ていれば安心です。それ以外には自分の勉強したこと
はないのですから。

 この心のよりどころがあるのとないのとでは、直前の追い込み
で大きな差が出ます。

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2、まだ一問一答問題集で過去問を押さえきれていない方

 まだまだ間に合います。過去問中心の学習をしていってくだ
さい。とにかく過去問をある程度押さえていないと、話が始まり
ませんので。

 仮に私が「いまから3か月で、一から初めて試験に合格する
方法はありませんか?」という無謀な相談を受けたら、どう答
えるかというと、

[用意するもの]

・「条文順過去問題集」1~5(iDE社労士塾)
 
ジュンク堂書店やアマゾンで売っています

・「真島のまるわかり社労士」(住宅新報社)

 この過去問題集の問題を解きながら、「まるわかり社労士」
の出題された箇所に印をつけて、まずそれをひたすら暗記し
ろって言います。

 それができたら、過去問で出題されていない所も含めて、
「まるわかり社労士」に載っていることだけを押さえていく。
それ以外の物に手を出すのは、それを全部押さえてから。

 このやり方を完璧にできれば、仮に今から始めても択一で
そこそこいい勝負にはなると思います(あくまでも「そこそこ
いい勝負」ですからね。必ず合格できるわけではありません)。

 いままで遊んでしまって、もう今年は諦めかけてしまっている
ような方、参考にしてください。

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 解説いきます。

 併給の調整(併合認定)の問題です。

 障害厚生年金の受給権者に、更に障害厚生年金を支給すべき
事由が生じたとき(下のような場合)、

  2  級  +  2  級   →  1  級
   ↑         ↑            
  従 前       後 発

1、前後の障害を併合した程度の障害の程度による障害厚生
 年金(1級)の受給権が発生し、 

2、従前の障害厚生年金の受給権(2級)は消滅します。

 今後この人は「1級の障害厚生年金」だけの受給権者になり
ます。

 ここで注意しなければいけないのは、従前の2級の障害厚生
年金の権利は消滅=失権してしまうということです。

 権利はあるけれども単にお金がもらえない(支給停止)ので
はなく、権利自体無くなってしまう(失権)のです。

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 従前の障害厚生年金は「支給停止」ではなく「失権」します。

本問の答え>×

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