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傷病手当金と出産手当金の調整

健保13-6
 傷病手当金の受給中に出産手当金が支払われるときは、出産手
当金の支給の方が優先され、その期間中は傷病手当金の支給が停
止される。もし出産手当金を支給すべきときに傷病手当金が支給
された場合は、出産手当金の内払いとみなされる。

■■解説■■

 出産手当金と傷病手当金の両方の要件に同時に該当してしまっ
た場合、どちらが優先するかという問題です。 

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 これはまずこの結論を押さえておきましょう。

      傷病手当金 < 出産手当金

 出産手当金が優先です。所得保障給付である両方が一度にもら
えることはありません。
 
 そして、更に本問の後半ですが、

 出産手当金を支給すべき場合において傷病手当金が支払われて
しまった場合には、その支払われた分は出産手当金の内払とみな
される

 これも押さえておきましょう。

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 19年にはこんな問題も出題されています。

19-5
 被保険者が出産手当金を受給している期間中に、けがをして傷
病手当金を受給するような状態になり、傷病手当金が支給された
場合、その傷病手当金は保険者に納入告知書に基づき現金で返還
されなければならない。

この問題の答え>× 内払とみなされます。現金返還ではありません。

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本問の答え>○

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コメント

ありがとうございました。
そうすると、素人考えですが、変更のない高額所得者や低所得者のほうが狙われるかもしれませんね。覚えておかなければならないところが増えたようで、つらいです。

 うみねこさん

 コメントありがとうございます。

 この部分は、扱いが難しいと思います。市販されているテキ
ストを見ても、改正後の内容(法律そのまま)で書いてあるも
のもあれば、改正前の内容(据置)で書いてあるものもありま
す。

 これは私見ですが、このような場合、試験問題としてはおそ
らく出題しにくいと思います。どちらが正解かと訊かれれば、
どちらも正解ですからね。

 悩ましいところですが、万全を期すなら両方覚えておく、割
り切るなら改正後(法律そのまま)だけを覚えておくというこ
とで対応してはどうでしょうか。

 

 いつも楽しく勉強させてもらっています。健康保険法の高額療養費の「据え置き」という措置で質問です。70~74歳の一般所得者の外来の自己負担限度額が4月(?)から24,600円になりましたが、1年間は従来の12,000円に据え置きとのことです。こういう場合、試験では24,600円、12,000円のどちらを使えばいいのでしょうか。つまり、どちらを覚えておけばいいのでしょうか。「外来+入院」も同様の措置ですね。「据え置き」の扱い方がよく分かりません。

《ここにコメントを付けるのはちょっと筋違いかもしれませんが、お許しください》

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