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事後重症の障害基礎年金

国年15-6
 障害認定日には該当する障害の状態にない者が、70歳に達す
る日の前日までに該当する障害の状態に該当したときは、請求す
ることによって、いわゆる事後重症による障害基礎年金が支給さ
れる。

■■解説■■

 授業を受けてみたけど、年金がいまひとつよくわからない方に
おススメの本をご紹介します。

「年金がアッという間にわかる本(11訂版)」
                  
(真島伸一郎著・住宅新報社)

 この本の良いところは、普通の受験参考書とちょっと違う視点
から書かれている点です。

 ですから、「色々と参考書を読んでみたけど、なんかみんな同
じことが書いてあるだけで全然疑問が解消しない」という方は一
度この本を手にとってパラパラと見てみてください。

 「なんだ。そういう話だったのか」って感じるところが、きっとある
はずです。

 大きな本屋の社労士受験コーナーには、ほとんど置いてあります。 

-----------------------------

 解説いきます。

 事後重症の障害基礎年金です。

 まず、そもそもこの障害基礎年金は、本来の障害基礎年金とどう
違うのか?。

 本来の障害基礎年金は、

 障害認定日に障害等級1・2級に該当すること

 これが絶対要件です。

 それに対して、事後重症は、障害認定日には障害等級には該当し
なかった(ということは、本来の障害基礎年金はもらえない)人が、
その後しばらく経ってから、その障害がどんどん悪くなっていって、
障害等級に該当してしまった、そんな場合です。

 ですから、事後重症の障害基礎年金も、本来の障害基礎年金で要
求される「初診日要件」「保険料納付要件」は同じく必要となりま
す。

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 更に、事後重症の障害基礎年金特有の要件があります。それが、
以下の2つです。

1、65歳に達する日の前日までの間において、障害等級1・2級
  に該当すること(障害等級に該当)

2、65歳に達する日の前日までの間において、請求をすること
  (請求)

 65歳以後に障害が悪くなって障害等級1・2級になったとして
も、65歳以後は自分の老齢基礎年金があるでしょうからそれで生
きていってください、ということです。

 注意していただくのは、事後重症は、請求しない限り受給権が
発生しないということです。
 
-----------------------------

 障害基礎年金には、このように65歳に達する日の前日までに
障害等級に該当しなければいけないとか、請求しなければいけな
いというものがいくつか出てきます。

 これらをまとめると、こうなります。

1、65歳前という要件がないもの

  本来の障害基礎年金、額の改定、併合認定

2、65歳前に障害等級に該当(65歳前に請求は不要)

  基準傷病

3、65歳前に障害等級に該当+65歳前に請求必要

  事後重症、額の改定(その他障害)
  
-----------------------------

 70歳ではなく、65歳に達する日の前日までに障害等級に
該当して請求が必要です。

本問の答え>× 

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コメント

 コメントありがとうございますhappy01

 私は、テキストというのはあくまでも「合格のためのツール
(手段)」と考えています。極端な話、どんなテキストを使お
うが合格できればそれでいいのです。

 そういう考えで、市販の本でも何でも、自分が良いと思った
ものは授業の中でどんどん紹介しています。

 ただそれは「これを使いなさい」という意味ではなく、「こ
んなのありますから、自分の眼で見てみて、良いと思ったらど
うぞ」という趣旨で紹介しています。

 テキストでも何でも使う人との相性がありますから、いくら
世間で評判が良いものであっても、自分に合ってなければダメ
ですからね。


 1問1答の過去問題集は、もちろん問題集として使ってもい
いですけど、時間がなければ参考書として使うという方法もあ
ります。

 つまり、テキストを読み進める時に横に1問1答の過去問題
集を置いて、「どこが訊かれているのか」「本試験ではどこを
どう変えて×を作ってくるのか」、これをチェックしていくの
です。

 そうすれば、テキストにメリハリがついてきます。この作業
を怠ると、テキストのどこを重点的に押さえればいいのかわか
らないまま漫然とテキストを読み進めてしまい、出題可能性の
低い難しい分野に延々と無駄な時間を使ってしまったりします。

 この作業をやっていけば、各科目でいわば「核」となる部分
ができあがりますので、これをベースに、オリジナル問題や模
試等で少しずつ過去問以外の分野に手を広げていけばいいこと
になります。

 これが一番効率のいい合格法だと私は思っています。ただこ
れはあくまでも私が良いと思う一つの手段ですから、自分でや
ってみて他にもっと自分に合った方法が見つかれば、それで勉
強していけば良いと思いますよ。

 

「年金がアッという間にわかる本(11訂版)」
        (真島伸一郎著・住宅新報社)
を購入しました。磯井先生が大原のテキストだけで大変なのに次から次へと市販の本を紹介してきて嫌やなぁと思っていましたが、思い切って言われるがままに、ジュンク堂書店へ行きました。パラパラめくって、やっぱり難しそうやなぁと思ったのが第一印象でした。が、2色刷りは大原のテキストよりもいいのかな?と思って初めのページを読んでいたら「本書は革命である」と、何か普通の本ではないみたいと興味が湧いてきました。

文章の言い回しがとても面白く結構メリハリが効いています。(法律の文はあいまいでどちらともとれる感じですが、、、)

あと、先生の講義についてですが、上級でも初級レベルまで掘り下げて説明してくださるので、とっつきやすいです。おそらく、本試験を間違えるのは、初歩的なミスもあると思いますので、可能な限り基本を重視して下さった説明の方がわかりやすいです。

自分の勉強法は試行錯誤しすぎて、遅れながらですが、大原のトレーニング問題集でバツ問題の研究をしています。社労士の試験問題が難しく見えるのは、バツ問題が架空の内容であるからなのでしょうか?どこからどこまでを変えているのか?強引に矯正しています。何についてきかれているのか判断できるところにも印をしておきます。

マル問題はそのまま暗記できます。そうするとなぜか過去問がテキストの参考書になっていくような気がします。やり方は正しいのかどうか分かりませんが、とりあえず、問題に集中できる唯一の方法かなと自分では思っています。点数があがる保障はどこにもありませんが、、、

話題がはずれて長くなってすみません。

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