« 特別支給の老齢厚生年金 | トップページ | 療養費 »

割増賃金

労基19-3
 始業時刻が午前8時、終業時刻が午後5時、休憩時間が正午
から午後1時までの事業場において、残業を行い、翌日の法定
休日の午前2時まで勤務したとき、午後5時から午後10時ま
では通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の2割5分以上
の割増賃金、午後10時から翌日の午前2時までは6割以上の
割増賃金を支払わなければならない。

■■解説■■

 今年の社労士試験本試験の日程が決まりました。

 8月24日(日)です。愛知県の試験会場は、地下鉄鶴舞線
塩釜口駅すぐの名城大学です。

 詳細は、「全国社会保険労務士会連合会試験センター」の
ウェブサイトをご覧ください。

 出願期限は5月31日までとなっていますので、出願を忘れ
ないようにしましょうpostoffice

-----------------------------

 割増賃金です。まずは、割増率を押さえ直しておきます。

 時間外‥‥2割5分以上

 休日‥‥‥3割5分以上

 深夜‥‥‥2割5分以上

 この数字は大丈夫ですねcat

-----------------------------

 本問は具体的な事例問題ですので、問題文を時系列に書き
直してみます。

始業時刻  午前8時

      (この間4時間)

休憩開始  正午

      (この間1時間)

休憩終了  午後1時

      (この間4時間)

終業時刻  午後5時    ← ここから時間外労働になる

      (この間5時間)
 
      午後10時   ← ここから深夜労働になる

      (この間2時間)

法定休日  午前0時    ← ここから休日労働になる

      (この間2時間)

終業    午前2時

 この場合の賃金割増率は、以下のようになります。

 午後5時から午後10時まで‥‥時間外労働(2割5分以上)

 午後10時から午前0時まで‥‥時間外労働+深夜労働
         (2割5分以上+2割5分以上=5割以上)

 午前0時から午前2時まで‥‥休日労働+深夜労働
         (3割5分以上+2割5分以上=6割以上)

 設問とは違っていますので、本問は×ということになります。

-----------------------------

 割増賃金のところは、割増率の数字以外にも押さえておくべ
きポイントがいくつかあります。最近の過去問で出題されてい
るもの以外では、

1、割増率の基礎となる賃金は「通常の労働時間又は労働日の
  賃金」です。「平均賃金」ではありません。

2、休日労働中に8時間を超えて労働しても、深夜労働になら
  ない限り割増率は3割5分以上でよい。

 この辺りが、要注意ではないでしょうかdanger

-----------------------------

 午後10時から午前2時まで一律に割増率6割以上として
いる点が誤っています。

本問の答え>×

« 特別支給の老齢厚生年金 | トップページ | 療養費 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138174/40880125

この記事へのトラックバック一覧です: 割増賃金:

« 特別支給の老齢厚生年金 | トップページ | 療養費 »