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被扶養者

健保13-10
 夫婦共働きで、妻の年収が夫の年収を下回る場合であっても、
彼らと同一世帯に属し生計を維持されている妻の母は、原則と
して、妻の被扶養者となる。

■■解説■■

 健康保険の被扶養者(扶養に入れる人)の問題です。

 まずは、被扶養者の範囲をチェック。

1、「主として生計維持」の関係だけあれば被扶養者になれる
   グループ

   被保険者の 直系尊属 配偶者 子 孫 弟妹
         (チョク・ハイ・シ・ソン・テイマイ)

2、「主として生計維持」だけでなく「同一世帯」まで満たさな
   いと被扶養者になれないグループ

  ① 上記1以外の3親等内の親族

  ② 事実婚の配偶者の父母及び子

  ③ 上記②の配偶者が亡くなった後のその父母及び子

 今年から、これに更に一つ条件がつきます(改正)。

ただし、後期高齢者医療の被保険者等である者は、この限りでない

 後期高齢者医療制度とは、昨年までの老人保健制度のことです。

 今年からは、後期高齢者医療制度として、原則として75歳以上
の人が加入する、独立した医療保険制度になりました。

 こちらで被保険者になっているおじいちゃんやおばあちゃんは
被扶養者にはなれません、ということです。

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 夫婦共働き(夫も妻も健康保険の被保険者)の場合、その夫婦の
子はどちらの被扶養者になるのでしょうか?。

 健康保険では基準を定めています。

   原則として、年収の多い方の被扶養者にする

 ですから、一般的には夫の被扶養者になることが多いでしょう。

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 子の場合は、その子は夫の子でもあり妻の子でもあるのですから、
これでもまあ納得いきます。

 しかし、やや違和感を感ずるのが、本問のように共働き世帯で
「妻の母」を被扶養者にする場合です。

 自分も被保険者である妻としては、自分の実のお母さんですから、
自分の被扶養者にしたいと思うのが人情です。

 しかし、健康保険では、このような場合でも、上の原則通り、
「年収の多い方の被扶養者にする」ということになっています。

 ですから、妻がいくら願っても、原則として年収の多い夫の被扶
養者になってしまいます。

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本問の答え>× この場合も、原則として収入の多い夫の被扶養者
            になります。

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