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合格体験記(7)

 
 今回の合格体験記は、ペンネームボギー・チュンさん(男性)
です。

* 受験回数 

  1回

* 学習方法

  通学(大原法律専門学校) 入門完全合格コース

* 使用教材

<テキスト(基本書)>
 「大原の講座で支給されたテキスト」(労一、労基、安衛、労災、
  雇用、徴収、社一、健保、厚年、国年、統計・白書、法改正の計
  12冊)

<問題集>
【択一式対策用】
 大原の講座で支給された「択一式トレーニング問題集」(計9冊)
 ←別にやらなくても良いです。

 「大原の択一式直前対策で支給されたオリジナル問題の冊子」
 (計8部)←別にやらなくても良いです。

 「IDE社労士塾の条文順/過去問題集」(計5冊)←絶対必須
 アイテムです。(時間が許す限り何回も解きましょう)

【選択式対策用】
 大原の講座で支給された「選択式トレーニング問題集」(計2冊)
 ←別にやらなくても良いです。

 「大原の選択式直前対策で支給されたオリジナル問題の冊子」
 (計2部)←別にやらなくても良いです。

 「出る順社労士ウォーク問選択式マスター(LEC)」←できれ
 ばやっていただきたいです。

【模擬試験】
 「大原の全国統一模試」(確か6月末と8月初めの計2回行わ
 れた)

 「TACの全国統一模試」(選択式、中間、直前の計3回)
 ←選択式と中間は問題を貰っただけ

 * 私個人としては、大原の全国統一模試(計2回)とTAC
  の直前模試の計3回受ければ十分だと思います。

<得におススメのもの>
 「IDE社労士塾の条文順/過去問題集」と「出る順社労士ウォ
 ーク問選択式マスター(LEC)」

<使わなかったもの>
 大原の講義で支給された「過去問題集」(計2冊)と「横断学
 習用テキスト」

<独学者の方へ>
 独学者の方は、当然に資格学校の講座で支給される教材を利用
することができません。

 ですので、余計なお世話かもしれませんが、私が書店でサラッ
と立ち読みした中で、自分ならこれを使うであろうと思ったもの
をご紹介させていただきます。

 [テキスト]・・・私は、勉強に使うテキストや問題集がかさば
 るのが嫌なので、持ち運びに便利な単行本という観点から下記
 のテキストをご紹介させていただきます。

 「出る順社労士必修基本書(LEC)」、「ナンバーワン社労士
 必修テキスト(TAC)」・・・さすがは、大手資格学校ですね。
 私個人としては、やはり大手資格学校が出しているものを利用す
 るのが1番無難だと思います。

 ちなみに私ならば、LECさんのものを使うと思います。
 ←TACさんごめんなさい。

 「真島のわかる社労士-必携基本書(真島のわかる社労士シリーズ)
 (住宅新報社)」・・・言わずと知れたというところでしょうか。
 今現在においても独学者の方で、すでにこの本を使って勉強され
 ている方も多いのではないでしょうか。

[統計・白書・法改正について]

 独学者の統計・白書・法改正対策については、色々調べてみた
結果として下手な市販の教材を使うよりも大手資格学校や社労士
試験を専門とした資格学校が、毎年実施している「統計・白書対
策講座」や「法改正対策講座」などの単科講座の利用をお薦めい
たします。

 私個人の意見としては大手資格学校の方が、要点がしっかりま
とめられていて勉強の効率が良いと思いました。

*勉強方法

<勉強場所>

 自宅、月~木曜日と日曜日深夜のファミレス(ガスト、デニー
ズ等)、自宅近くの図書館、大原自習室など

 *金曜日と土曜日の深夜、祝日前夜などの休日前夜のファミレス
  を利用するのは、やめておきましょう。

  不良っぽいケッタイな方々があなたの勉強している姿を見て、
  からかったり、からんできたりする可能性がありますので・・(笑)。
  ←ちなみに、私の実体験ではありません。

<私が、実践した勉強方法について>

[予習]

 全くやりませんでした。

[復習]

 基礎力育成期(~4月)
 ①講義を聞く
   ↓
 ②今回の講義でやった範囲の択一式トレーニング問題集を3回、
  選択式トレーニング問題集を1回解く
   ↓
 ③今回の講義でやった範囲のテキストの読み込みを行う
   ↓
 ④講義を聞く
   ↓
 ⑤④の講義でやった範囲の択一式トレーニング問題集を3回、
  選択式トレーニング問題集を1回解き、さらに①の講義で
  やった範囲の択一式・選択式トレーニング問題集を各々2回
  ずつ解く(択一式トレーニング問題集で5回、選択式トレー
  ニング問題集で3回正解できたら、これらは捨ててしまって
  ください。←もう用なしです)
   ↓
 ⑥科目の講義が1つ終了したら、次の科目の講義が終了するま
  でに、今回終了した科目範囲のIDEの過去問題集とLEC
  の選択式マスターを、トレーニング問題集を解く要領で1回
  以上解く←トレーニング問題集と内容がかなり被るので、幾
  分か楽に解けるはずです。

 直前期(5月~8月)
 もうこの時点で、絶対に他の教材に手を伸ばさないで下さい。
 下記⑦と⑧の繰り返しのみに徹して下さい。

 ⑦今までのテキストの読み込み
   ↓
 ⑧IDEの過去問題集とLECの選択式マスターの解きまくり

[労働経済白書(統計)対策について]
 まず統計については、主に折れ線グラフや棒グラフなどを見て
いくことになるのですが、まかり間違ってもグラフの全外形をま
る覚えしようとしないでください。

 例えば私の場合には、グラフのキンクになっている部分や最新
年度の数値の部分をチェックするとか、グラフ全体の形として、
上に凸か下に凸か又は単調に増加(右肩上がり)か単調に減少
(左肩上がり)かなどを大雑把にチェックするに止めました。

 この理由として、これ以上に深追いをするのは、対時間効果が
悪いと考えたためです。

[厚生労働白書(沿革等)対策について]

 まずこの白書の内容としては、主に沿革つまり労働諸法令や
社会保険諸法令の過去から現在に至るまでの成り立ちや労働・
社会保険に関する様々な問題への国の取り組みなどなどが書か
れてあります。

 これらは、歴史的な内容となるものが多く、法改正に伴う変
更などの影響も小さいと考えられることから、みなさんが受験
する平成20年度の1つ前、つまり平成19年度の白書対策の
テキストなどをなんとか入手して、早いうちにマッタリと読ん
でおくのが良いと思います。

 この理由は自分の経験から何も直前期の忙しい時期にこれら
をガチガチに読む必要もないと思ったからです。

 直前の時期に、もう1度サラッと読み返すくらいでOKの状
態にしておくと良いでしょう。この分野は、選択式でスッパ抜
かれたときに、知っていればそのまま答えを埋められる問題が
多いので絶対に捨てないでください。←事実、私の受けた平成
19年度でも社一で抜かれました。

[模擬試験を受験した後にやることについて]

 結論から言わせていただくと、消化した模擬試験の復習は、
あまりやらない方が良いと思います。
 そのようなことに直前期の貴重な時間を使うくらいなら、
むしろ上記⑦と⑧の繰り返しにその時間を充てた方が、効率が
良いからです。

 ちなみに私の場合は、確信をもって正解が得られた問題は無視
して、間違えた問題や全く意味が分からなかった問題の該当する
部分を、別冊の解答・解説集でサラッと読んで確認するぐらいで
した。←事細かにやり始めると、本当にきりがありません。

<初学者の方で、お仕事をしながら勉強されている方や年明け
から勉強を開始される方へ>

 「トレーニング問題集(択一式、選択式とも)解きまくり」を
バッサリ切ってしまって、「テキストの読み込み」、「IDE社
労士塾の条文順/過去問題集の解きまくり」と「出る順社労士ウ
ォーク問選択式マスター(LEC)の解きまくり」のみに絞った
方が良いと思います。

<初学者の方で、年明けからしかもお仕事をしながら勉強を開始
される方へ>

 さらに「出る順社労士ウォーク問選択式マスター(LEC)
の解きまくり」もバッサリ切ってしまって、「テキストの読み
込み」と「IDE社労士塾の条文順/過去問題集の解きまくり」
のみに絞った方が良いと思います。

<模擬試験の結果は、あまり気にしなくても良いが・・・>

 それでも、やはり程度問題というものはあると思います。

 正しい勉強方法をとっておられる方であれば、見たことのない
問題でも、直前期にはある程度の得点ができるはずです。

 ちなみに私は、最後の大原直前模試で上位7%台、見たことの
ない問題ばかりだったTAC直前模試でも、この勉強方法で総合
B判定(選択B・択一A、上位8%台)を得ることができました。
←これ見よがしではありません。気を悪くされた方がいらっしゃ
いましたらごめんなさい・・・。

<その他注意点について>

 格言その1~学問しないこと~
 特に法学部出身の方が陥りやすいパターンとして、社労士試験
の勉強を学問的に捉えて試験に必要のないことまで掘り下げて
勉強することで、大切な試験勉強の本質を見失ってしまう方が
いらっしゃるようです。

 こういった方については、「国家試験の勉強は、学問ではなく
試験に受かるための訓練みたいなものだ。」と割り切って、試験
に必要な部分(多分、やまねこ先生がナビゲートしてくれます)
のみを勉強するように心掛けてください。

 格言その2~オリジナル問題集には、手を出すなっ!~
 本試験の出題者以外の人間が作成した問題を解いても、何の試験
対策にもならないということです。
 対時間効果を考えたら、過去問題集やテキストの読み込みをやっ
た方がはるかに早く合格にたどり着くことになるでしょう。

 格言その3~書くより読めっ!~←これが、最も重要です。
 よく試験勉強をされている方に、テキストにあることをノート
にまとめられたりですとか、ひどい場合には、択一式問題の○や
×の答えまで丁寧にノートにまとめられたりする方がみえます。

 社労士試験に関して言わせていただくと、この勉強方法はかな
りマズいです。

 書くという行為は、自分が想像している以上に労力を消費し、
時間のロスも大きいのです。

 本試験では、当然のことながら全問題マークシート方式です。
記述試験や論述試験があるわけではないので、1度書いてまと
める時間があるのなら、その時間を使って2度、3度と同じと
ころを読んだ方が高効率だと思います。その方が、よりそこの
内容が頭に入ってきますし、何よりも掴みどころのないと言わ
れる選択式対策にはもってこいなのです。

 私が実践した方法として、例えば1時間にテキストの20~
25ページ(慣れてきたら、さらにページを増やす)を1ペー
ジ中の隅から隅まで読むと決めておいて、何も考えずに1時間
速読し続けます。

 これを1セットとして、あとはひたすら同じことを繰り返し
ます。読んでいる最中は、基本的に考え込んだり、止まったり
してもいけません。ひたすら反復して読むのです。忘れても気
にしないでこれを繰り返してください。

 これを繰り返すことで徐々にテキストの内容が頭に刷り込ま
れていきます。さらに何回も読むことで、1回目に読み取れな
かった行間まで見えてきます。

 人間は、初めてみるものを覚えることよりも、1度みて忘れ
たものを思い出すことの方が、はるかに省エネルギーで済むの
です。ですから、忘れるという行為は、決して勉強の後退を意
味しているのではなく、むしろ前進・進歩を意味しているのだ
と考えるようにしましょう。しつこいようですが・・・。

 1度覚えたことがあるからこその「忘却」なのです。まっさ
らな無知とは雲泥の差なのです。

 まかり間違っても、「暗記系(安衛、統計・白書など)は、
直前期にまとめて覚えるから後回し。」なんてことがないよう
に・・・。

 また、択一式の問題演習の際にも書くのはやめましょう。問
題を読んで・・・、答えを頭で考え・・・、解答・解説を読む
・・・、これで十分です。

 テキスト書き込みも、授業で黒板に書くことだけに極力止め
ておきましょう。

 格言その4~模試は、それでも受けろっ!~
 たまに受験生の方の中に、「どうせ模試を受けても、良い点
が取れないからいいや・・・」という風に模試から逃げてしま
う方がみえます。

 はっきり言って模試で腰が引けてしまうようでは、到底本試験
で結果を出すことはできませんし、上記したように模試である
程度の点数が取れないようでは、基本的に本試験でも合格の確率
が低いと考えた方が良いと思います。←あくまで確率論のお話です。

* 合格を振り返って

 とりあえず、1年間自分なりにがんばってやってきたことが、
良い結果として表れてくれたことにホッと安堵しております。

 社労士試験に限らず、1年に1度しかない国家試験のチャンス
をものにするには、長い期間の試験勉強においても常に「次は
絶対に自分が合格する」という強いイメージを持ち続けること
が大切だと思います。

 つまり、「合格」という栄冠を勝ち取るために、自分は「今」
何をしなければならないのか?また、自分に「今」何が足りな
いのか?ということを常日頃の勉強の中で自問自答を繰り返し、
「今」ある問題点を抽出・分析しなければならないことを試験
本番の日から逆算的に考え、意識することこそが、自分が「今」
している勉強での無駄を省いてその質をより向上させることに
なり、結果的に「合格」を自分の手中に引き寄せることになる
のだと思います。

・・・そうなのです・・・、・・・試験勉強で大切なのは・・・、
・・・「量」ではなく「質」なのです・・・。

* 最後に
 このブログを御覧になっておられる方々のほとんどは、やまね
こ先生の講義で学んでおられることと思います。

 難解な法律用語を丁寧にかつ簡潔に、そして具体的事例を用い
て初心者の方々にも分かりやすく教えて下さるやまねこ先生の
「やまねこ塾」で、みなさんが第40回社労士試験で栄冠を勝ち
取ることを心よりお祈り申し上げております。

 次に勝利の美酒に酔いしれるは、そこの君だぁーーーーーーっっっ!!!

[参考]本試験結果
 私は上記の勉強方法で、結果的に全科目を通して非常にバラン
ス良く得点を重ねることができました。

 特に1回目の受験におきまして択一式試験で50点以上とれた
ことには、大変満足しております。

【選択式】
 労基・安衛3点(労基2・安衛1)、労災5点、雇用5点、
労一3点、社一3点、健保4点、厚年5点、国年4点
合計32点

【択一式】
労基・安衛8点(労基7点・安衛1点)、労災8点、雇用7点、
一般常識9点(労一4点・社一5点)、健保7点、厚年7点、
国年6点
合計52点

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