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70歳以上の在老

厚年

 70歳以上の使用される者への老齢厚生年金についても、在職老齢
年金の調整がかかるようになりました。

■■解説■■

 そもそも厚生年金は、原則として70歳になるまでの加入です。

 健康保険が在職している(正確に言うと、適用事業所に使用されて
いる)限り何歳になっても加入し続けなければならないのとは、対照
的です。

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 改正前は、在職老齢年金(在老)の調整が係る場合といえば以下の
2つの場合でした。

1、60歳~64歳までのいわゆる60歳台前半の在老

2、65歳~69歳までのいわゆる60歳台後半の在老

 それぞれ調整に使う計算式が違いますが、まあその話は長くなるの
でここでは省略します。

 70歳になると厚生年金の被保険者ではなくなりますから、在老の
調整は一切かからず、いくら給料が高くても年金は丸々もらえる。
これが改正前でした。

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 これが改正により、70歳以上であっても「使用される者」(被保
険者ではなくなりますから、こんな言い方になっています)について
は、60歳台後半の在老と基本的に同じ仕組みで老齢厚生年金に
調整
をかけることとなりました。

 70歳以上であっても給料をたくさんもらっている人には、年金を
支給する必要はありませんね。年金財政も大変ですから我慢してくだ
さいよ、というのが政府の考えです。

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 これに伴い、70歳以上の使用される者については、使用者に各種
届出をする義務も新たに課されています。

 例えば、70歳以上の使用される者の該当の届出や、報酬月額算定
基礎届などです。

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