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資格取得の届出(雇用)

雇用17-2

 暫定的任意適用事業の事業主が雇用保険の任意加入の認可を受け
た場合、事業主は、その認可があった日の属する月の翌月の10日
までに、その事業に雇用される全労働者について、雇用保険被保険
者資格取得届を提出しなければならない。

■■解説■■

 早速ですが、この問題、○ですか、×ですか?。

 実はこの選択肢、正確には×なのですが、本試験では○が正解だ
ったんです。

 「なんじゃ、そりゃ~?」ですよね。今日は、この話をします。

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 まず、この選択肢が×の理由。これは明白です。

 「全労働者」について届出をするわけではありません。

 「全労働者」のうち、適用除外者などを除いた被保険者資格を取得
した者について、届出はします。

 ですから、この選択肢×です。

 でも、本試験では○の選択肢とされました。

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 これが、本試験の現実なのです。

 資格学校が作る模試や答練では、これを○と解答させるような問題は
おそらく出ません(というか、出せないはずです。みんなから一斉に突
っ込みが入りますから(笑))。

 しかし、本試験を作る試験センターはこれを○と発表して涼しい顔を
しています。

 おそらく、試験センターの言い分は「任意加入に反対した者を含めて
「全ての労働者」が対象になりますという趣旨で「全労働者」と言いま
した」という辺りになるのでしょう。

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 「そんなの絶対おかしい!」そう思ったあなたは、正常です。
でも、みなさんが相手にしているのは、そんな言い訳を平気でしてくる
試験センターなんです。

 「絶対おかしい。私は試験センターと戦うぞ!」そう思ったあなた。

 気持ちはよくわかりますが、ちょっと待ってください。

 あなたが戦っている間にも、他の受験者は毎日勉強して来年の試験に
備えています。戦うのは、とりあえず試験に合格してからにしませんか?。

 こんな試験センターの作る問題への、対処法をひとつお教えします。 
 
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 キーワードは「比較」です。

 例えば「誤りの選択肢を選べ」という問題が出たとします。

 選択肢が、

A 正しい

B 絶対に誤り

C 誤りと思われるけど、読みようによっては正解と読めなくもない
  (例えば、条文では例外を規定している括弧書きがあるけど、そ
   れが抜けているとか)

D 正しい

E 正しい

 こうだったら、BとCを「比較」して、よりクロの方を答えとして
選ぶ
(この場合だとB)ということです。

 別の言い方をすれば「出題者がどちらを答えとして選んで欲しいと
思っているか、推測して答えてあげる」
ということです。

 出題者の気持ちになって問題を解く。これ、どんな試験でもすごく
重要なことなんです。

 「なんでそんなことまでしてやらなあかんのや。納得いかん」とい
う方。

 その気持ち、よ~くわかります。でも、ここでは「大人」になって
ください。合格したいならば。

 ここで意地をはっても、なんの得もありません。

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本問の答え>○(だけど本当は×)

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