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被保険者期間の計算(厚年)

厚年15-1

 昭和61年4月1日から平成3年3月31日まで第3種被保険者
であった者の被保険者期間は、実期間を5分の6倍して計算される。

■■解説■■

 厚生年金は、よほど得意な方でない限り、積極的に攻める科目
ではありません。

 過去問中心に手堅くまとめて守る科目です。

 年金が苦手な方。老齢年金だけが年金ではありません。障害年金
や遺族年金から手をつけていってみませんか。

 障害年金や遺族年金からも、当然のことながら毎年出題されます。

 年号や生年月日がたくさんでてくることはありませんので、こち
らは老齢年金と比較すると難しさもやや控えめです。

 いつも言っているように、「簡単な問題を解いても1点、難しい
問題を解いても1点」
です。

 「点数は取りやすいところからどんどん取る」訓練をしていきま
しょう。

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 12年5番にも本問と同じ問題が出題されています。

 第3種被保険者、つまり坑内員や船員は、以前は仕事が激務であり、
長期間働き続けることが困難な場合が多かったようです。

 そこで被保険者期間の計算でも、有利な方法がとられていました。

        S61・4            H3・4

 3分の4倍   ∥    5分の6倍    ∥   通常

* 平成3年4月が覚えにくい人は、「新法になってから5年」と
 覚えてください。平成3年は、昭和で言うと66年になります。

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 最近は出題されなくなってしまいましたが、これとセットで押さ
えておきたいのがこの過去問です。

 12-5

 昭和19年1月1日から昭和20年8月31日までの20か月間
に坑内員であった者の被保険者期間については、この20か月を3
分の1倍した期間が加算される。

答え>×

 この問題のベースになっている条文をわかりやすく書くと、

 昭和19年1月1日から昭和20年8月31日までの間において、
坑内員であった被保険者については、同期間中の坑内員であった期
間は、上に書いた3分の4倍した期間に3分の1を乗じて得た期間
が加算される。

 というものです。

* これも昭和19年1月1日が覚えにくい人は、昭和20年8月
 の終戦から遡って「戦争末期の20か月間」と覚えてみてくださ
い。

 では、この設問はどこが×かというと、この戦時加算は「20か月
を3分の1倍」するのではなく、「20か月を3分の4倍した期間に、
3分の1倍した期間を足す」、つまり

 (20か月×3分の4)+(20か月×3分の4×3分の1)

 ということなのです。

 間違えないようにしましょう。 

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本問の答え>○

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