« 任意単独被保険者 | トップページ | 任意適用取消の認可 »

平均賃金

労基17-7

 労働基準法第91条に規定する減給の制裁に関し、平均賃金を算定
すべき事由の発生した日は、減給の制裁の事由が発生した日でなく、
減給の制裁の意思表示が相手方に到達した日である。

■■解説■■

 先日読んでいたある本に「学習計画を立てる時に「何日間で何をす
る」といった長いスパンで立ててはいけない」というのがありました。

 ではどうするかというと、代わりに毎日毎日の短いノルマを決めて
(例えば「何を何問解く」とか)、それを絶対に実行するという形に
しなさいと。

 何が起ころうとそのノルマは必ず達成する。しかし予定時間より
早くノルマが終われば、もうそれ以上は勉強しないで好きなことを
して過ごしてよいと。

 「なるほど」と納得した方は、参考にしてみてください。

 「明日からやろう」ではなく「今日を頑張った者にのみ明日が来る」
ということですね(これも私が読んだ本からのパクリです。パクリば
かりで申し訳ないです)。

-----------------------------

 本問の内容は比較的よく訊かれるところですので、結論は大丈夫
かと思います。

 もちろん結論丸暗記でも良いのですが、ちょっと理屈を知っておく
と頭に残りやすいと思います。

 なぜ「減給の制裁の事由が発生した日」でなく、「減給の制裁の
意思表示が相手方に到達した日」が算定事由発生日とされているのか?。

-----------------------------

 仮に「制裁事由発生日」にしてしまうと、例えば1か月内に複数回
減給制裁事由に該当した人(11月20日に該当、更に11月27日に
も該当)が出てくるとどうなりますか?。

 1回目は11月20日より前3か月間で平均賃金を計算し、2回目は
11月27日より前3か月間でまた平均賃金を計算し、っていちいち
面倒ですよね。

 「減給の意思表示が相手方に到達した日」にしておけば、複数回減給
制裁事由に該当した人であっても、まとめて1回で通知すれば、そこで
1回平均賃金を計算するだけでよくなり、手間が省けます。

 そこで法律はこういう規定を置いているんだって覚えておくと、ただ
の丸暗記より頭に残りやすくないですか?。

-----------------------------

 社労士試験では暗記事項が多いですが、本問のようにちょっとした
理屈を知っていると記憶しやすい部分が多くあります。

 授業でそういった話を聴いたら「そんな理屈どうでもいいじゃん」と
思わずに、テキストの端っこにでも軽くメモっておくと役に立つと思い
ます。

本問の答え>○

« 任意単独被保険者 | トップページ | 任意適用取消の認可 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138174/12844077

この記事へのトラックバック一覧です: 平均賃金:

« 任意単独被保険者 | トップページ | 任意適用取消の認可 »