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障害厚生年金の支給停止

厚年17-2

 業務上の傷病により障害等級に該当する程度の障害の状
態にある場合に、当該傷病により労働基準法第77条の規
定による障害補償を受ける権利を取得したときは、障害厚
生年金は6年間、その支給が停止されるが、労働者災害補
償保険による障害補償年金を受ける権利を取得したときは、
障害厚生年金は支給停止とならない。

■■解説■■

 願書の提出期限は、今週水曜日までです。お忘れなく。

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 昨年出題された問題です。この問題にはいくつかのポイ
ントが含まれています。

1、当該傷病によりという部分

 ここではこんな過去問が出題されています。

厚年16-7

 障害厚生年金の受給権者が当該障害以外の支給事由によ
って労働基準法第77条の規定による障害補償を受けた場
合であっても、当該障害厚生年金は6年間支給停止される。
 答え>×  

 あくまでも、同一の傷病に関して障害補償を受けた場合
に支給停止の対象になるということです。

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2、労働基準法の規定による障害補償という部分

 この部分を労働者災害補償保険法の規定によるという形
に変えて誤りという問題もよく出題されます。

 典型的なひっかけ問題ですので、要注意です。本問後半
にあるとおり、労災保険の障害補償年金は支給停止されま
せん。

 ここでは関連するこんな過去問も見ておいてください。

厚年13-7

 業務上の傷病に起因して障害状態になり、労働者災害補
償保険法による障害補償年金の給付を受けた場合には、障
害厚生年金の一部が併給調整されることになる。
 答え>×

 労災の障害補償年金と併給される場合は、労災の側が調
整を受け、厚年の方は調整を受けません。
 
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3、6年間支給停止されるという部分

 この数字を変えて誤りという問題はあまり出題されませ
んが、しっかり覚えておいてください。

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 本問はそのとおり正しいです。同様な問題は平成12年
3番
にも出題されています。

 頻繁に出題されている分野です。

本問の答え>○

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