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加給年金

厚年15-3

 老齢厚生年金の配偶者に係る加給年金額は、昭和9年4月2日以
後に生まれた受給権者の生年月日に応じて特別加算額が加算される
が、この加算額は昭和18年4月2日以後の生年月日の者について
は同額である。

■■解説■■

 介護保険の新しい保険料率が発表されました。

 1,000分の12.5だったのが、1,000分の12.3
変更されます。

 各自のテキストの記載を直しておいてください。

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 年金の難しさの一つに、出てくる年号(日付)の多さがあります。
色々と覚えているうちに、段々と頭の中がくちゃくちゃになってし
まいますよね。

 こういう年号がたくさん出てくるのは、主に老齢の年金です。な
ぜなのでしょうか?。

 障害や遺族の年金では、法律が変わった時に、「今日より後に障
害になった(あるいは死亡した)人には新しい制度が適用されます」
としてもあまり国民から文句はでません。
 いつ自分が障害になるか(あるいは死亡するか)誰もわからない
からです。

 これに対して、老齢の場合は、みんな何年後に何歳になるかわか
っています。
 例えば、今までの法律では60歳から老齢の年金を支給するとし
ていた場合に、59歳の人は「そうか。来年から年金がもらえるの
か」と期待して待っているわけです。

 それがある日「今日から法律が変わりました。老齢の年金は60
歳からではなく65歳から支給することにします。59歳の人は1
年違いで残念でした。もう5年我慢してね。さようなら~」なんて
言われたら、「おい、ちょっと待て」と言いたくなりますよね。

 だから、老齢の年金の制度を改正する時は、様々な「経過措置」
を法律に置くことになります。
 例えば、60歳から65歳に支給開始を変更するけど、いま59
歳の人はかわいそうだから特別に61歳からにしてあげます。いま
55歳の人はもう少し遅くて63歳からにしてあげます、といった
ふうに。

 これが老齢の年金をすごく分かりづらくしている、年号の多さの
一つの原因です。法律が改正されても、常にその後何十年にもわた
って旧制度を引きずっているのです。 

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 この年号で年金が大嫌いになってしまう方も多いと思いますが、
上に書いたように年号が多く出てくるのは老齢の年金です。

 障害や遺族の年金には年号はほとんど登場しませんので、とり
あえず障害や遺族の方から着実に攻めていくという手もあります。

 当たり前のことですが、毎年確実に何問かは障害や遺族から出
題されるわけですから、まずは「取れるところから点を取る」と
いうことです。

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 本問は、そのとおり正解です。

 加給年金は、支給要件、加算対象者(特別加算も含めて)、支
給停止、消滅理由までいずれも本試験ではよく出題されていると
ころですので、要注意です。
 1つずつ過去問を参照しながら、押さえていってください。

 ほとんどの方が、厚生年金より国民年金を先に学習されると思
いますが、国民年金で出てきた振替加算のところがピンとこなか
った方は、この加給年金を勉強してから振替加算に戻って頂くと
また新たな発見があると思います。

本問の答え>○

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