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埋葬料

 健保14-3

 埋葬費は、被保険者の標準報酬月額の範囲内でその埋葬に要した
費用に相当する金額であるが、その額が10万円に満たないときは
10万円が支給される。

■■解説■■

 1週間ぶりの復活です。都合により、しばらく週2回(月・木)
更新で進行していきます。
 
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 埋葬料については、そんなに難しい問題は出てきていません。ど
んなテキストにも載っている基本的なところを確実に押さえておい
てください。

 その中でも、ひっかけ問題によく使われるのが金額です。本問が
典型的な例です。

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 まず言葉の問題として、「埋葬料」と「埋葬に要した費用に相当
する金額」とありますが、後者を本問のように「埋葬費」と呼ぶこ
とがありますので、問題で出てきたら分かるようにしておいてくだ
さい。

 埋葬料は、

 原則の額-死んだ被保険者の標準報酬月額に相当する額

 最低保障-10万円

 埋葬に要した費用に相当する金額(埋葬費)は、

 原則の額-埋葬料の支給金額の範囲内で、実際に埋葬に要した費用
      に相当する金額

 最低保障-なし

 これを確実に押さえてください。ぼんやりと「10万円」だけ、
暗記していると本問のような問題に簡単にひっかかってしまいます。

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 埋葬費で出てくる「埋葬料の支給金額の範囲内で、実際に埋葬
に要した費用に相当する金額」というのが日本語としてやや分か
りにくいですが、仕組みはこうです。

 例えば、標準報酬月額20万円の被保険者が死んだとします。
そして埋葬料を受ける者がいない場合で、埋葬費が支給される場
合、まず上限が20万円となります。これが「埋葬料の支給金額
の範囲内で」ということです。

 上限を20万円として「実際に埋葬に要した費用」ですから、
お葬式が仮に5万円で済んだということであれば、5万円が支給
されることになります。お葬式に24万円かかったという場合は、
上限20万円を超えてますから、上限の20万円が支給されると
いうことになります。

 この埋葬費には上で書いたように最低保障はありませんので、
極端な話お葬式が5千円で済んだということであれば、5千円し
かもらえないことになります(泣)。

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 埋葬料・埋葬費の相違を押さえたら、ついでに家族埋葬料
押さえておきましょう。

 こちらは、一律10万円です。

 上限も、最低保障も何もありません。みんな一律10万円です。
間違えないようにしましょう。

 それと更についでですが、被扶養者の給付は全て「被保険者に
対して」支給される
。この点も必ず確認しておいてください。

本問の答え>×

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