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被保険者(取締役)

雇用17-1
 株式会社の取締役は、同時に会社の従業員としての身分を有して
いる場合であっても、役員報酬を支払われている限り委任関係とみ
なされ、被保険者となることはない。

■■解説■■

 労災や健保(厚年)でも「取締役」は対象になるかという形で同じ
ような問題がよく出てきます。まずは、以下の点を確認しておいてく
ださい。

              会社との関係      会社からもらうお金  
 
  従業員(労働者)   雇用関係          賃金

  取締役         委任関係          報酬

 従業員を長いことやって苦節何十年で取締役(役員)に就任という
のをイメージしてしまうと、従業員と取締役が同じ系列の上下に思っ
てしまうのですが、法律の世界では、従業員と取締役は、会社との関
係においてまるっきり別物だということを前提にしています。

 特に米国の大企業を見ていただくと分かりやすいのですが、取締役
は「経営のプロ」として、今年あっちの会社の経営者だったかと思う
と来年はこっちの会社の経営者になっていたりと、まるっきり従業員
とは分離されていて、会社経営だけを専門に生きている。こういった
形態をイメージしていただいた方が良いと思います。

 この点は、社会保険労務士試験のテキストではあまり触れられてい
ない部分ですが重要な点ですので、押さえておいてください。

 このことを前提として、それぞれの法律で「取締役」はどうなのか、
「個人事業主」はどうなのか、その対比といった点を各自のテキスト
でまとめ直しておくと良いと思います。

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